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2023年01月11日15:55

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《アート》心地よいギャラリーツアー

松も明け、鏡も開いて、喪中欠礼への返戻として寒中見舞いもポストに投函。
どうにか新春モードが消え去った。
一昔前なら1年1冊の年賀状ホルダーが、ここ4年経っても未だ満載とならず、2024年も今のホルダーにストックとなる。
自ら推進した年賀状離れとLINE新年あいさつで便利になったものの、やはり賀状の温かみはありがたい。いつも出してくれる10名程度の友人たちに感謝。
我が家の書庫には8歳当時からの年賀状が、はがきホルダーに収められて背表紙を揃えている。見ることはないけれど、捨てがたい2000枚近く、半世紀の歴史。
アーカイブされている差出人の誰かが有名になってくれればメルカリできるのに、いまだにその機会はなし失恋

アートアートレビュー
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『大竹伸郎展』(国立近代美術館)
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竹橋の美術館が宇和島駅になっている電車
国立なのにグッドセンス。
宇和島だと間違えてやってきたバカからクレームが出ないことを願う。
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不要なものを拾ってきたり、使用したものをスクラップしたり、なんでもかんでもアーカイブ的な行動は、どこかしらおいらに似たり。しかし、この作家さんはそれが徹底している故の一流現代アーチスト。
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芸大を中退こそすれ、入学しているのだから、美術作画の才能はやはり特筆。
プラスして、類まれな創造的・破壊的なアートは、不思議と若者を引き付けている。
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大竹伸郎作品との出会いは、おそらく直島の自由の女神。つまり、家プロジェクト『はいしゃ』がスタートだった。
そして、マイベスト大竹の『I♡湯』いい気分(温泉)
衝撃的な銭湯だった。衝撃ついでに混浴にしてくれれば、もっとありがたいのに、それは叶わぬ夢。女湯にスレンダーな白人が浸かっている夢を見るペンギン
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大竹伸郎に浸るなら瀬戸内にあり。
女木島の『めこん』やら、豊島の『針工場』やら、ベネッセハウスの『シップヤード』やら。芸術祭で慣れておけば、かようなネオモノ派の作風も理解できる。
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かの作品の中には、本物のハエが試験管に入ったりしているのだから。
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かつて、調子に乗って森美術館の展覧会。出口にあった大竹ガチャポンをやってみて出てきたのがミスター・ピーナッツパン
自由の女神が欲しかったけど、いまだに彼はリビングテレビのうえに鎮座する。
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廃店したスナックの筐体に、無造作に突っ込まれた有象無象な数々。
奈良美智展にも同様のマイルームがあったけど、比べ物にならぬほど乱れ飛んでいる。
どちらを兄貴に持ちたいかと問われたら、即座に奈良美智。
生大竹伸郎に会いたくもあるが、果たして話が通じるかどうか。自信がない。
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「そのフォントが気に入った」と、営業中のスナック看板を取り外し、作品として設置した。大竹フォントは、この《ニューシャネル》がスタート。
展覧会を出るころには、続々と若者たちが入場口にやってきて、作品キャプションとなるスマホアプリをインストールしているシーン。
やがて、どこかの芸術祭にも彼らがやってくるようになればいい船

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どちらかというと目に五月蠅い大竹伸郎展を1周でこなし、企画展よりも楽しみで確実な《MOMATコレクション展》へと足を向ける獅子座
何度となく訪れても必ずのコレクション展は必須。前庭のインスタレーションの作家名さえ、スムーズに言霊となってついてくるペンギン
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『迷児』(横山大観)
企画展の賑わいとはまるで別世界の静けさの中、大観のキリストを体感。
「一体、ぼくはどの神様に従えばいいのだろう」そんな迷子の姿を描いたのか。知らんけど。
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古賀春江らしくない『花』には、探せば中央に乳房を見つけることができるチューリップ
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家族3人連れがやってきて「これが有名なアイオーの作品ね」と、靉光の代表作『眼のある風景』のタブローの前で佇んでいる。
おいらだって、靉嘔も靉光も瑛九も「変な名前」で同一視しているけれど、靉嘔ならもう少しカラフルということは知っている。
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『Y市の橋』(松本竣介)
エレベーターで関西からやってきていたアートおばちゃんに、
ブタ「誰が目当てなのやんけ?」と尋ねられた。
自己紹介で「竹橋は企画展よりコレクション展が目当て」と語ってしまったからだけど、
蟹座「龍騎観音、原田直次郎は竹橋の誇りですよね。あと、松本竣介があれば満足です」と答えてみた。
ブタ「あら、全然違うやんけ」
なるほど、画家・画風の系統が違うらしい。
けれど、おいらの場合は何よりも、熱き心に響くものが好きなんだ蟹座

この日は14時からMOMAT主催のギャラリートークが開催される。
一通り常設展示室を回って、狙い通りの集合時間走る人
ボランティアガイドさんがチョイスした3枚のタブローを鑑賞して、その場で語り合うという参加型プログラム。
MOMATでは紳士時代に一度、ゆえに3年ぶりとなるツアー。
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『仁王捉鬼図』(狩野芳崖)
先に一度見ているはずなのに、あらためてじっくり見ると、とても興味深い。
キャプションを見ないで感想を述べるのがルールなので、タイトルを知らないまま軸絵の印象を語る。
犬「では、どなたか…」
このようなツアーでは、何事も一番手を引き受ける。
知識もなにもない状態の自分が呼び水になれば、あとに続きやすい。
案の定、宍戸錠、おいらの感想を元手にしたり、まったく専門的な観点から色合いを語ってみたり、参加している5名が自由気ままに感想を述べていく。
全員の感想が終わると、ガイドさんが引き取って、少なからずのうんちくとガイドさんの見方。つまり、正解はない。山田五郎なら正解を導くのだろうけど、点数のつかない理想的な語らい。
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『裸体美人』(萬鉄五郎)
萬といえば、この作品。何度となく鑑賞しているけれど、どうしてもイモトアヤコに見えてくる。そんな感想を述べたのちに、ガイドさんは鼻毛や腋毛に触れてくる。
重要文化財。
萬鉄五郎の恩師・黒田清輝の描いた作品を解説しながら、「飛んでもない卒業制作だ」とにこやかに語るガイドさん。目尻にこれまでのたおやかな人生が滲んでいる。
とても、いい感じ。
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『WORK 77-16-1』(辰野登恵子)
最後に選ばれたのは抽象画。極めて難題である。
もちろん、これまで以上に正解のない感想戦。
関西のおばちゃんがタブローに感じる流れをつかみ、とても印象的な感想を語ってくれた。なるほど、そういう見方もあるんだね。
ちょうど目標時間の50分が経過した。
犬「3作品、いかがでしたか。実は大正・昭和・平成の3時代、日本画・西洋画・抽象画とそれぞれ違った作風をチョイスしたんですよ手(チョキ)」
なるほど。
どれが一番気になったかの問いに、男子2名は瞬時に萬鉄五郎。女子は狩野2票、辰野1票で決定したワイングラス

ほかのツアリストが引いていったあと、個人的にガイドさんに聞いてみた。
蟹座「日本で一番好きな美術館はどちらですか?」
犬「ポーラが好きですね。あと、大原美術館。美術が好きになってまだ時間も浅いので30〜40館程度、行かせていただいています。海外にはまだ行ったことないんですけど、行ってみたいですね飛行機」
あれ、桁違いだるんるん
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ツアーでは覗かなかったフロアーで見つけた須田さんの作品。
とっても嬉しかった芽
いつぞやのギャラリーで、作家さんのほうから声を掛けてくれてもらったことがある。
これもまた、とっても嬉しかったことペンギン



■処分or整理? もらった年賀状はどうしてる? 「枚数も多く整理が大変で面倒」「時間がない」
(まいどなニュース - 01月10日 19:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7256302
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