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2022年11月28日12:00

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《アート&映画》ミニスカートとノーブラおやじ

BUNKAMURA通りを上がってどんつく走る人
東急本店には「2023年1月31日をもって閉店します」の垂れ幕。
文化村がどうなるのか寡聞にして知らないが、たまにお世話になっているコクーンやオーチャード、美術館や映画館がなくなるのは大竹忍びない。
ちょうどこの日、飯田橋の名画座が姿を消した失恋
ギンレイホールに向かう映画ファンに隠れるように、くらら座に通っていた時代が懐かしい。

世の中では間もなく、カタールでのキックオフホイッスルが吹かれようとしているのに、ラグビーファンの川オスはどこ吹く風で、文化村でのルーティン、無料ギャラリーへと顔を出す。
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《赤の画家 25th Anniversary:笹尾光彦展》
透明なガラス越しに見ても「マティスじゃん」と思わざるを得ないほど、マティスだらけ。
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『Red Sofa』(笹尾光彦)
記憶は自然と3か月前の MoMA へと引き戻される。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983274205&owner_id=8666179
当時の企画展がマティス『The Red Studio』チューリップ
キュレーターの実力を思い知らされた展覧会だった。
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笹尾光彦。まだ大きな展覧会での活躍は果たせていないようだけど、マティスに似た絵が10万円程度で手に入るのだからと、思いのほか Sold Out の赤シールが点在していたことに感動した。

イベントエキジビションレビュー
Bunkamuraの素晴らしいところは、時々ではあるけれど、併設する映画館で上映する作品とコラボレーションした展覧会企画が実施されること。
これまでどんなコラボ企画があったかは、思い出すことはできないけど、一番印象的だったのはオーチャードとルシネマとの連携で、AMP来日公演に合わせて『リトル・ダンサー』が上映されたこと。
映画を観た後にオーチャードホールで、アダム・クーパーが舞う。
こんな贅沢を味わせてくれるのがBunkamuraの矜持。
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『マリー・クワント展』(Bunkamura The Musium)★4.
マリークワントの何一つ知らないのに、サッカーよりもこちらを選ぶ芸術肌・川オス。
キャプションに現れる『小田真紀』や『ピナフォア』の意味も一切わからんちんちんだけれど、彼女がミニスカートを発見してくれたことだけは脳内にインプット。
心からのありがとうを捧げたい。

会場はファッショナブルな女性たちがほとんどだったけれど、おひとり様男子もちらほら。これがまた、揃いも揃って凛として美しい。
女性の中で作品リストを手に多くの書き込みをしているのは、パタンナーさんだろうか。
ステキな服ができますように。
ひよこ「女性は見られるべき存在で、覆い隠されるものではない」
フェミニストが聞いたら気絶しそうな言葉をマリーは語っていたが、おいらは完全に同意。「女性はすべてにおいて美しい。怖い人を除いては」という川オス語録が懐かしい。

カチンコ映画レビュー
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152『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』★4.
いつぞや、このシアターで予告編を見て THE KINKS や THE WHO がクレジットされていたことが、鑑賞の唯一の切っ掛け。
圧倒的なノーブラ主義で、ブランドショップはユニクロかトミー・フィルフィガーしか入らない。

デザイナー、マリー・クワントの半生記。
初めて知ったイギリス人女性だが、ブランド立ち上げから世界席捲に至るまで、失敗知らずのワークシーンが心地よい。投資家と経営能力の高い伴侶に恵まれて、デイジーの花びらを世界各国に咲かせたブランドが、今では日本資本のものになっているとは、お釈迦様でも気が付かない。
1930年生まれ、いまだ健在。

当初の目的だった THE KINKS は、デイブ・デイヴィスがインタビューに登場した段階でミッション達成。彼の姿を目の当たりにして、再結成なく解散と決断したレイ・デイヴィスの気持ちが理解できた。
ピート・タウンゼントも声だけの出演だったけど、MODSファッションを創り出したマリー・クワントには感謝しよう。

ところで展覧会を観てきたお陰で知識も蓄えたおいらは、興味深くドキュメンタリーを鑑賞できたけど、後方で1人の男性が大爆睡で大いびき。ル・シネマには全く似合わないおっさんが紛れ込んでいた。
こんなところにいないで、森安ジャパンを応援してればいいのに、なぜここにいらっしゃる。なんとなく、ココ・シャネル。

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150『ミセス・ハリス、パリに行く』★4.
方やこちらは高飛車なクリスチャン・ディオールが舞台。
ウェルメイドな作風で、印象も悪くないんだけれど、出会う相手をリスペクトしないお掃除おばちゃんにやや減点。例えば、酒を飲んで約束の時間に遅刻するなどもってのほかだし、伯爵に対しての態度もいささか傲慢でさえある。さらには、360度、どこから見てもバカ女にドレスを貸して思い通りの展開に。まるで、わかりやすいオレオレ詐欺で全財産を取られて「私はいい人だから」を気取っている被害者のようだ。
ディオールとクワント。ノーブラおやじがブランド映画のはしごなう。

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149『ブリティッシュ・ロック 誕生の地下室』★1.
『ソングス・フォー・ドレラ』のような最高のドキュメンタリーライブを再びと、ピーター・バラカンが主宰する音楽映画祭に飛び込んだ。
二匹目のドジョウはいなかった失恋
それどころか、クレジットに記載されていた THE WHO や STONES は、一切顔を出すことなく(ピート・タウンゼントが5秒だけ)、インタビューには棺桶に両足突っ込んだような元ロッカーたちが続出。
ブリティッシュロックとは名ばかりのR&B礼讃のプログラム。
聖地である地下ライブハウス『イーリング・クラブ』についても、ただ「臭い」「水漏れ」などとディスるだけで、その歴史はほとんど触れることもなく、一体、何が伝えたかったのかもわからぬままエンディング。
これならNHK『バタフライエフェクト』の完成度のほうが1億倍高い。
薔薇館、やっちまったな。取り急ぎ、金返せ。

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21時を前に映画が終わり、東急本店から渋谷駅へと向かう。
スクランブル交差点を前にして、パトライトがいくつも道路を赤く照らし、DJポリスが何かしらマイクパフォーマンスをしているが、まだ喧騒や賑やかさが伝わってこない。
延長戦でもしているのか?それとも、渋谷の若者たちも大人になって静かに勝利を讃えあっているのだろうか。
ワイフさんにLINEを送り「まだ、にぎわってないようだ」と連絡すると、ひと言LINEが返ってきた。
「負けたよ」
なんやねん、そりゃサッカー



指輪「ベルサイユのばら」マリー・アントワネットのティアラ誕生、お値段税別で1億円
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=86&from=diary&id=7202810

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