映画日記『紅い服の少女　第二章　真実』

２０２２年１１月１５日（火）

『紅い服の少女　第二章　真実』（２０２２年）
監督：チェン・ウェイハオ
駅西・シネマスコーレ

先週見た『紅い服の少女　第一章　神隠し』（２０１５年製作）の続篇。
２０１７年製作。この年の台湾映画年間興行成績第１位のメガヒット作。

ヒロインのリーは家庭内暴力を調査する役所につとめていた。
ある日、近隣から「あそこの家の娘さんの姿をずっと見ていない」という報せがあり、調べることに。
家の母親は何かを恐れているみたいで挙動不審。
怪しいとにらんだリーが家の中に入ると、隠し部屋があるではないか。
隠し部屋に踏み込む。と、そこには“耳なし芳一”のように全身にくまなく魔除けの経文（だろうとおもう）を書き込まれた少女が立っていた。
この異様な出来事をきっかけに、またもや“紅い服の少女”の恐怖が人びとに襲いかかる・・・・

今回も怖かった。ギョッとして二度ほど椅子から飛び上がった。
さらに“紅い服の少女”＆山に住む魔物・魔神仔（モーシンナア）軍団と、狐憑きならぬ、虎憑き男の大バトル、加えて母娘のコテコテ人情話と盛りだくさん。
そして、おえっとなるミミズすすりシーンはお約束。
虎憑き男が、少々トホホだったが、これだけ楽しませてくれれば御の字だ。