ヒマだ。
国葬でも行くか

(←行かない

)
《広島3》承前
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人生初の呉市。
離島から本土へ戻って、呉市立美術館
『美術館通り』と称されるミュージアムマイルが予想以上に素晴らしい。
グレードの高い市立美術館。川崎市民のうらやましさや、如何なるものぞ。
企画展は非開催でコレクション展の開催。つまり、鑑賞料金チープ
『いろいろ見せます、呉市立美術館名品選』(呉市立美術館)
正門前庭にいきなりの流さんと、ガランとしたホールに堂々とブールデル。
チケットを買っていると、スタッフさんから、

「ちょうど今、館長さんの勉強会が始まったばかりですじゃけ

」というありがたいお誘いを受けて、地下1階のレクチャールーム
席は30程度だったけど、呉市民のほとんどがここにきているかと思えるほどの満席状態で空席を見つけるのに一苦労。結局、最前列に押しやられた
館長さんの押しは掛け軸や表装、額装についてだったけど、右脳で感じる鑑賞家(←おいら)。レクチャーを途中で抜けて、山口・堂本・白髪・元永の抽象画から鑑賞スタート。
マイベスト呉美には、荻須高徳『洗濯場』と深沢幸雄『凍れる歩廊』(1987)を選んでみた。
館長自慢の洋画コーナーにはルオーやルノアール。
展示室は1室のみの開放だったけど、いい作品を持っている。
企画展がないので閉鎖中の2階にはロビーに佐藤忠良『ともちゃん』を見つけた。
犬みたいなやつは、たぶんイタリアの彫刻家。名前は記憶にない

「舟越さんはありませんかね」なんて尋ねてみたら、

「内緒でっせ」と、スタッフルームに案内されて、秘蔵コレクション(本人談)を見せていただいた。呉さん、ありがとう。
美術館から車で3分ほど。
右翼の巣窟《大和ミュージアム》
安倍ちゃんや高市早苗ちゃんみたいな人たちばかりかと思いきや、子供連れの家族も多く訪れて戦艦ヤマトを写真に収めている。
昭和を生き抜いてきたものにとって、戦争遺構を訪ねていくのもライフワークのひとつ。
広島・長崎のグランドゼロから、沖縄の内戦地。
鹿児島・知覧では特攻隊、山口の周南市にあっては人間魚雷。
プーチンを笑えない過去が日本にはあることを知る。
乗組員3,000人が海の藻屑となった戦艦大和。イスカンダルへいざ
悲劇的な大和を尻目に、港につづく広場には元気に駆け回る《らぶ・やまと》
たまに首から先がなかったり、或いは後ろ足と尻尾だけしかなかったりと、犬ファンからは罵詈雑言を浴びせられてはいるが、この犬たちをみて『藪内佐斗司!』と瞬時に理解できるセンスが素晴らしい
呉美のミュージアムマイルにも両生類みたいな藪内佐斗司があったっけ。
広島 tripenart
こののちに中秋の名月を愛でるべく三次市に向かい、翌朝、セブンイレブンでの大人買いを済ませてから、一気に南下して尾道を目指す。
ドライブ・レンタ・カー

足取りも軽い。
尾道は千光寺公園、朝9時30分
乗船の時間が迫っていなければ、間違いなく千光寺の階段落ちにチャレンジして、女性に代わってみたいのだけれど、与えられた時間はわずかに70分足らず。
安藤忠雄作品の美術館に行くのが主目的で、展覧会は速足で駆け抜けるはずだった
『隙あらば猫 町田尚子絵本原画展』(尾道市立美術館)
恥ずかしながら(←恥ずかしくない)町田尚子という絵本画家の存在を微塵も知らなかった。
走り抜けるつもりが、彼女のイラストや童話に興味を惹かれ、かなりゆったりと鑑賞を施した。
建物とともに充実していたのが椅子コレクション。
ムサビで出会った有名作品が「座っていいですよ」のサインとともに、コーナーごとに置かれている。すでに猫が座っているのもあったけど。
有名な先生の推奨で、この山の上の美術館を初めて訪ねてみた。
唯一、知っていたのは、この地においらより美術館好きな猫がいるということ。
そして、その猫たちは、いまだ美術館に足を踏み入れることができていないこと。
主役は「ケンちゃん」と「ゴッちゃん」

そして警備員の馬屋原さん
猫視眈々と美術館入りをたくらむ2匹と、それを阻止する馬屋原さんとの闘いは、世界に知られる血みどろのバトル。
ポストカードにまでなっていて、「美術館に来ているのに、誰がこんなもの買うのか?」と、いぶかしんでショップに行ってみたら、思わずおいらが手にしていた。
光栄にも馬屋原さんとお話ができて、その優しい人間性に惚れてしまった故の行動。

「美術館の主役ですね」

「えぇ、もう何がなんだか…絵葉書にまでなってしまいました

」
そういいながら、笑顔の警備員さんから自動ドアの左端に立つようにと指示をされる。
ドアの向こうに2匹のホログラム

尾道市立美術館。犬好きなおいらだけど、早起きして来た甲斐を得た
さぁ、予定よりかなりゆっくりとしてしまった。駐車場出発の時間まで残り10分。
「行くぞ!」同心梅の声がシンクロする。
150メートルの坂道を駆け下り、千光寺参拝。
階段落ちは別の機会に譲って、再び150メートルの坂道を登っていく
尾道水道の情景が美しい
(つづく)
さて、国葬にでも行くか。(←行かない

)

ミャクミャク様が夜空に出現! ドローンが描いた光のショーに「ありがたい」「終末感すごい」の声
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