ウクライナからやってきた避難民たちの姿が画面に投影される。
「日本に来られて良かった」と安心してもらえるように、微力ながら応援を続けたい。
本当は一刻も早く母国に戻りたいのだろうけど(祈)
《上武5》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982031006&owner_id=8666179
白井屋が令和洋風アートホテル なら、ここ香雲館は平成和風アート旅館
多くの人で賑わう石段を避けて、温泉街から離れた隠れ家へと向かうと、高さ8mにも及ぶ城壁が迎えてくれる
《香雲館》
平成6年にオープンした伊香保温泉ハイクラス旅館。縁あって、お世話になる
チェックイン時に「ここには変わった七宝焼の作品があると伺ったのですが」と尋ねてみたが、若いスタッフさんは首を傾げて明快な答えが出てこない。
フロント横に掛けられていた額縁にも反応薄く、

「当館はなにもかもが《ふくろう》で埋め尽くされています

」と、owl推し。
その通り、何から何までふくろうばかり。
目いっぱい幸せのお裾分けをいただいた
松之山温泉の旅館で経験した「1部屋1部屋に趣のあるテーマに沿った部屋造り」がここでもなされ、案内された部屋は多くの《扇》が天井に舞っていた。
1坪ほどの書院が設えられており、小説を書くならちょうどいい。
なるほど、文筆家がホテル・旅館住まいするその雰囲気を味わえた
中庭に出て篝火に光る朱色の銅板
もう一度フロントに顔を出すと、今度は支配人さんが出てきてくれた。

「実は10年ぐらい前に同級生から、七宝作家の御母堂がこの旅館に作品を残していると伺って、それ以来、自分のウィッシュリストに入れてここに来ることを目標にしていたんです

」
すると支配人さん、突然、目を見開いて感動をあらわにしてくれた。

「10年も前から…ですか。いや、嬉しいです。とても嬉しいですね

」
七宝の作品については、その通り。中庭の篝火に照らされた石柱に掛けられた銅板が、目当ての作品だった。

「実は、ミスプリがあってお客様にはお配りしていないのですが…」と、倉庫から旅館の堂々とした冊子型パンフレットを持ってきて、ほら、ここに作家さんの名前が載ってますよ、と指さしてくれた。
七宝:長林保子(創作七宝作家:神奈川)
作品は1200℃もの高温(通常の七宝は800℃程度=銀座安藤七宝さん談)で焼き上げて、燃えるような《朱》を造り上げる。
《被膜七宝》という特殊技術を生み出した『オレンジの長林』。見事である。
支配人の感動には続きがあった。
夕食時、配膳を担当してくれた坊やから、

「支配人に聞きました。10年の念願が叶われたそうですね…」と告げられて、旅館の近況が語られる。
カリスマ女将がパワハラと伊香保温泉三重苦の影響を受けて、旅館の経営が傾いたところ、実娘が一流企業のOLを辞職して、代表者となって経営立て直しに尽力中。
デラックスなマツコの番組にも出演されたほどの名女将として活躍しているという。
どうやら、支配人さんは女将の弟さんだろうか。
クソコロナによって再び訪れている厳しい状況にあって「10年がかりの夢が叶った」と神奈川からの旅行者(←おいら)に告げられて、望外の感動をしてしまったのだろう。
お陰様でとてもいい温泉を使わせていただいた
ビジネスホテルばかりではない。たまには、こんな贅沢もいいものだ。
(つづく)

「これはちょっと醤油すぎるんよ見た目が」 どう見てもしょうゆなペットボトル紅茶が話題に
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6917374
ログインしてコメントを確認・投稿する