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2022年02月04日21:24

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《アート》少年兵の涙

牡羊座「小包が届いたよプレゼント」
ワイフさんから手渡されたA3サイズほどのプレゼントケースを紐解くと、まるで宝石箱のように溢れ出るアートのガラクタ。
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『せとうち美術館ネットワークスタンプラリー』A賞の当選。
せとうちを囲む(または囲まない)9県の美術館が手を組んでスタンプラリーを展開し、訪ねた県数、美術館数によって応募できる水準が決まる。
いただいた賞品は図書カード3,000円分と、小さいけれど味のある作品ばかりが展示されていた愛媛県の『セキ美術館』からの提供品と、今年か、それとも来年になるか、満月の日に訪れることになっている広島県『奥田元宗・小由女美術館』からの提供品。
どれもが嬉しい小品ばかり。
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早速、2月のリビングに加山又造の『凝』が置かれていた猫
実はこのスタンプラリー。昨年度までは応募すればもれなくプレゼントだったので、ややスケールダウン。それでも、神奈川県からの申し込みに気を遣っていただいたのか、最高賞のA賞当選は日本人金メダルゲットのニュースよりも、よっぽど嬉しい。

アート
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映画ばかり見ている人生に逆らって、ニッチタイムを縫って茅ヶ崎まで電車
サザンの『希望の轍』を聞きながら、静謐な森林に囲まれた丘の上のミュージアムクリスマス
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初めてここへ連れてきていただいたときの感動が再び蘇えるペンギン
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『浜田知明 アイロニーとユーモア』(茅ヶ崎市美術館)
自分が初めて浜田知明を観たのはいつ、どこでだっただろう。
町田?竹橋?葉山?それとも地方のどこかだったのか。
とっても印象深い代表的な作品の一つ。
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『初年兵哀歌(歩哨)』(1954)
作家自身の経験。初年兵となって、年長兵からいじめやシゴキに遭い、顔もなくしていく。ライフルの引き金に足の指をかけて、自らの顎を打ち抜いてこの世と別れを告げようとするシーン。
1度ならず2度、3度。そして、すべての作品を鑑賞してから、再び4度、5度…
骸骨から流れ落ちる涙を見ていたら、なぜかもらい泣きするかのように涙が浮かんできた。
自分がこの時代に生きていて、この立場にいたらどうしていただろう。ストイックな生き方ができないからこそ、徴兵から逃げ出して、それでも徴兵されたなら俄然とイジメには対抗して、そして鬼畜米英と闘うこともなく、内輪で始末されていたろうか。
浜田知明。ここで引き金を引くことをしなかったから、満101歳まで生き延びた。
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『飛翔』(1958)
まるでマグリットの作品のような、浜田知明には初めてのカラー版画作品。
熊本は御船町のカルチャーセンターに行けば、この作品の何かが観られるらしい。
ウィッシュリストに加えておこう。
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『取引』(1979)
好きな作品の一つ。
まるでロシアとウクライナを巡る交戦への綱渡り。外交官たちは、戦争を止めるポーズをしながら、後ろ手にワイロを受け取るアイロニードル袋
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『ボタン(A)』(1988)
核ボタンを押すのは覆面をした普通の人。その指示をする習近平たちは、後方に座って自らの手は汚さない。
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『杖をつく老人』(2013)
これが遺作になるのだろうか。版画から始まって彫刻を始めたのは80歳を超えてから。
そもそも油彩や色彩に手を出さなかったのは、陰鬱な戦争経験から。とても色彩をイメージした作品など作れなかったようだ。
浜田老人、95歳。足を踏み外し転倒し、骨折してから杖を手離せなくなった。
それでも、この彫像の老人は笑顔。これもまた、アイロニー。

今回の展示品の大部分。
知られざるサラリーマンコレクター《A氏》が初年兵悲哀シリーズ15点の内、5点を含め、56点もの浜田作品を茅ヶ崎市に寄贈したという。

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『少女』(舟越保武)
一方、こちらもまた茅ヶ崎市民からの寄贈品。
500万円の遺贈金とともに美術館へ贈られたという。
さて、どうする。ちょっとしたコレクター川オス。(←どうもしない)



■ウクライナ情勢、米欧各国の対応に温度差 プーチン大統領は揺さぶる
(朝日新聞デジタル - 02月03日 19:25)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6837681
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