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2021年12月07日20:13

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《映画》大スターの証明

さすがはナショナルシアターの矜持。
国立映画アーカイブでの上映会。予告編もなくオンタイムで上映が開始されようとするその1分前。前列ステージ上手にMCが立ち、こう告げる。
カラオケ「この状態で入場者が確定いたしましたので、もし密での鑑賞が気になる方は、少し時間を設けますので空席へ自由に移動してください」
全席前売り指定であったが、客入りは5割程度。それでも、隣り合った席が埋まっているバランスも見受けられ、10人ほどの観客が、もっと空いている席へと移動した。
なんとなくフルーツバスケットを見ているような。
しかし、とても気の利いたホスピタリティである。

カチンコ映画レビュー
フォト
145『人間の証明』★4.
TSUTAYAで借りれば、おそらく100円で観られるだろうが、生まれつきの絶対映画館派。いわんや、映画館でかけられるのがたとえDVDやBRであろうとも、交通費と鑑賞料金を払ってでもスクリーンで味わうもの。

テアトル新宿で開催中の《角川映画祭》カチンコ
角川といえば薬師丸ひろ子や原田知世などの、未完成のアイドル作品がまず浮かんでくるが、おいらのいの一番はホテルニューオータニに敬意を表し『人間の証明』をチョイス。
ジョー中山の歌が聴きたかったし、西條八十の詩に触れたかった。
『砂の器』がハンセン病であるなら、『人間の証明』は黒人。
今の時代では、決して作ることはできない素材である。
在りし日の松田優作は、やっぱりジーパンだった。ただ、ジーパンの殉職シーンを演じたのはジョージ・ケネディが担っていた。

フォト
146『翔んだカップル』★3.
TSUTAYAで借りれば、おそらく100円で観られるだろうが、生まれつきの絶対映画館派。いわんや、映画館でかけられるのがたとえDVDやBRであろうとも、交通費と鑑賞料金を払ってでもスクリーンで味わうもの。
そもそも、本作がテレビで流されていても、きっと途中でチャンネルは変えている。

初見。
公開は1980年とあるので、川オスはピカピカの高校生。
同棲というものをしたことがないが、もし高校生時代に薬師丸ひろ子さんのような方が同じ屋根の下にいたら、毎日快感の日々を過ごすだろうに。大学生時代でもいい。あ、そのあとでも大丈夫。

ストーリーなど必要ない。
今や、映画界やドラマ界になくてはならないプレイヤーとなった鶴見辰吾、薬師丸ひろ子の初主演作。尾美としのりの、ほぼデビュー作。もはや記念碑的な作品である。
石原真理子もこれでデビューを飾り、美しい女子校生として登場したのに、いつからか3人とは道を違え、今やあれだげっそり

さらには相米慎二の初監督作というクレジット。
映画は観るけど周辺知識に弱い川オス。
鑑賞後、フィルモグラフィーをチェックすると、2作目に角川映画『セーラー服と機関銃』を撮り、興行的大成功を得たとある。
代表作は『台風クラブ』、おいらが好きな作品は『ラブレター』。
53歳、志半ばでの逝去であった。

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141『かそけきサンカヨウ』★4.
とにかくタイトルが覚えられない。
この映画は観た後に、誰もが言葉の意味を調べることから感想戦がスタートする。
「かそけき」なんて単語、これまで使った記憶さえない。
漢字で書くと「幽けき」。意味はそういうことだ。
続いて「サンカヨウ」。漢字で書くと「参加用」(←うそ)。

鑑賞動機は今年のマイベスト級作品『街の上で』を撮った今泉力哉監督作であること。
井浦新の存在感と、女子校生とその友だちがとてもいい味を出していた。
なるほど、サンカヨウチューリップ
納得できるタイトルである。



■『このマンガがすごい!2022』オトコ編1位は『ルックバック』 藤本タツキがオトコ編史上初2年連続の1位達成
(リアルサウンド - 12月07日 12:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=6767798

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