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2021年11月22日21:25

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《2021京奈6》奈良で何食べた?『ぼらのしらこ』

奇跡の味だった。マイライフベストおにぎり

《京奈6》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1980909459&owner_id=8666179
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正倉院展を勧めてくれた税理士先生が、その際、話してくれた奈良の隠れ家的名店。
猫「京都の吉兆出身で、ニューヨークやロンドンにお店を出したのちに、奈良へ戻ってきた。2か月前の応当日、10時に予約できるんだけど、カウンターは8席、全く予約ができないと言われる名店。私の毎秋は、正倉院展とこのお店がセットでルーティンおにぎり」
ふとスマホを確認すると、自分が奈良へ向かう日の2か月前がちょうど、この日。
蟹座「先生、今日がちょうど2か月前、予約日ですよexclamation ×2」
時計を見ると9時45分。奇跡なのである。
10時になるのを待って、言われるままに予約の電話を入れてみると一発でつながり、ランチ会席をブッキング。とりあえず、納豆が苦手なことだけは忘れずに伝えておいた。
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さらに税理士先生からのレクチャーが続く。
猫「店名は《つくも》。でも、漢字は色の《白》って書くの」
蟹座「なるほど、白寿からの九十九(つくも)ですね電球」
猫「さすがね、オスカーさんは」と、言ったかどうか。(←言った)

東大寺から路線バスに乗り込み紀寺町で下車。
思ったよりも渋滞に掛かり、12時ブッキングの15分前にバス停に到着した。
さて、ここからがわからない。
予約時に「お店の場所がわからないときは電話してねハート達(複数ハート)」と、女将さんから優しく伝えられていたが、スマホ案内でも結局わからずに、11時50分に電話を入れたphone to
もともと時間きっちり派なんだけど、このお店のランチは12時ジャストにコースがスタートして1回転限りの営業。
紹介してくれた方の手前もあり、初見で遅刻というわけにはいかない。

11時57分、到着。
途中、魅力あるカフェやビール醸造バーなど、気になるスポットも見かけた奈良の街。
最寄り駅は難読駅の『京終』電車
京から歩いていくと、そろそろこの辺りでバテてくるからと『京終』と書いて『きょうばて』と読む。さすがは、オスカーさん。なんでも知っている。(自称)

女将さんに招き入れられて、用意されたカウンターに着席する。
すでに右側には姥捨て山からやってきたようなご婦人たちが、今か今かとよだれを啜りながら料理を待つ。
蟹座「K社長にご紹介いただき、お伺いしました」と、誠心誠意に大将へあいさつ。
ブタ「それでは始めますねどんぶり」
カウンターの向こう側で始まる料理ショー。
助手を1人従えて、誠に見事な包丁さばき。
8名分の先附八寸が「それでは」との掛け声で、一斉にカウンターへと配膳される。
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一品一品、大将からの説明が加えられ、「どうぞ、お召し上がりください」の合図。
まずは視覚に訴えられて、カウンターからは「おーーーっ」という歓声。
そして、味覚に譲ると、もう何とも声にならない細微なる味わい。
食材の説明すら、すっかり失念してしまったが、味の確かさは今でも脳裏に残っている。
この歳にして、人生最高の味を乗り越えた。
これまでは何がベストだったかは、料理をしてくれた方に敬意を表して書くつもりはない。ただ、確実にこの先附八寸(からデザートまで)が、マイライフベストへと書き換えられた。
蟹座「もう、感動して…食べるのがもったいないぐらいです泣き顔」
本心から、大将に向けて、ようやくこの言葉が湧いてきた。
ブタ「いやいや、そう言っていただけるだけもったいないですわーい(嬉しい顔)」
特に、岡山産トリュフが載せられた鯔の白子(ぼらのしらこ)魚
食事をいただいて、その味に涙が出たのは、これが初めてだったかもしれないペンギン
サルミアッキを食べた時すら流れ出なかった涙が、ほんの少し浮かんでいるのが自分にもわかっていた。本当に美味しかった。
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ランチコースは煮物椀が出されて、そののちに4種類からセレクトする主菜でメインディッシュが終了する。
因みに、おいらは大和牛のステーキ丼牡牛座
書くまでもなく、すべてが最高の味。
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デザートは今日朝採れの古都華(いちご)に、刀根早生(柿)を使ったジェラートを用意いたしました。
デザートの時間が来てほしくなかったほど、もっともっと味わいたかったけど、時の流れは止められない。
これまではサーティワンのチョコレートミントが人生最高のアイスクリームだったけど、あっさりと塗り替えた。
とにかく、すべてが人生最高の味。これは大変な経験になった。

およそ90分の会席だった。
姥捨て山のご婦人たちは、久しぶりにあったのか、家族ゲームの松田優作のように横に並んだ知人たちとの会話を愉しみながら、同じコースを味わっていた。
ほんとうに味わえているのかしら。先生でなくても、そう訝しげに感じてしまう。
叶うなら、静寂、或いは大将や女将との会話をくゆらせながら、もう一度、次回はディナーコースで愉しみたい。

一汁三菜のコースでプライスは驚くほどの安さ。
チェックをしていたご婦人が、スタッフに問いかける。
乙女座「来月(12月)、3人の友人と会うので予約しておきたいんだけど」
ひよこ「申し訳ありません。予約は2か月前の10時から電話でお受けしています」
乙女座「あらっ、12月はもうダメなの?」
ひよこ「はい。お陰様で2か月後まで予約が埋まっています手(パー)」

川崎に帰ってきた後に、税理士先生に会う機会があった。
蟹座「先生、お恥ずかしい話ですけど、つくもの味が自分の生涯一番の料理になりました。K社長にもよろしくお伝えください。」
猫「そうなのよ。困ったことに、あそこでいただくと舌が肥えるというか、味比べをしてしまうというか…。ダメよね。私はね、1年に1回、奈良へ行ってつくもで食事をすることを目標にして、毎日の仕事をささえているのかもって」
蟹座「紹介いただき、ありがとうございました。ちょうど、お話を聞いた日が2か月前だったんですよね手(チョキ)」
猫「ほんとうに持ってるわよね、オスカーさんは指でOK」
実は、持っている。
(つづく)



カチンコ劇場版『きのう何食べた?』いつまでも見ていられる…未公開&NGシーンを初出し
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6749692

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