映画を見ない日の出来事312
友人とふたりで、奈良県御所(ごせ)市にある葛城(かつらぎ)古道を歩いてきた。
そもそも葛城古道とは何かというと・・・・・じつは、まったく知識がない。
ネットにあった奈良県の観光案内によると、
「大和平野の東を走る「山の辺の道」に相対するように、西の葛城連山の麓には「葛城古道」が走っています。道沿いには古代豪族の、葛城(かつらぎ)氏・鴨(かも)氏ゆかりの古社が散在し、神さびた雰囲気が漂います」
とあった。
「神さびる」という言葉は、デジタル大辞泉によると「古びて神々しく見える。荘厳で神秘的である」とのこと。
山の辺の道と同様に、ありがたい道のようだ。
10時にスタート地点になる「風の森」というバス停を出発し、ゴールとなる近鉄御所駅に到着したのが16時だった。
観光案内所でもらったコースタイムによると、4時間ほどのコースタイムに6時間もかかったことになる。
時間はかかったものの、庄内川の散歩の成果もあり、最後まで歩き通すことができた。持参した万歩計によると、28,706歩で踏破したことなる。
神さびる風景もよかったが、それ以上に友人と由緒ある寺社境内で、罰当たりな話をしてる時間が楽しい。
ひとり暮らしなので、ふだんはしゃべることがない。
久しぶりによく喋ったので腹が減る。
パンにおにぎりに巻き寿司に、帰宅してからも非常食で持っていったベーグルにもパクついてしまった。
日ごろの散歩で少しは体重が減って喜んでいたが、また元に戻りそうだ。
ということで、本日の「神さびる」ハイライト。
高鴨神社。全国の鴨(加茂)社の総本宮
高天彦神社。登りがきつかった
紅葉はこれだけ
ときたまあらわれるあぜ道が快適で楽しい
秋の奈良といえば、柿だ
立派な旧家をあちこちで見かけるのも葛城古道の魅力
ひと言だけ願いをきいてもらえるという葛城一言主神社
またもや、あぜ道
ここもあぜ道
九品寺(くほんじ)の千体石仏
最後に出くわした六地蔵石仏。どう見ても往来の邪魔なのだが・・・・
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