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2021年06月25日23:34

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映画日記『1秒先の彼女』

2021年6月25日(金)

『1秒先の彼女』(2021年)
監督:チェン・ユーシュン
名駅・ミッドランドスクエアシネマ2

郵便局に勤めるアラサー女のシャオチーがヒロイン。
彼女は子ども頃より徒競走や、合唱のタイミングなど、何ごとにも他人よりワンテンポ早くスタートしては回りに迷惑をかけていた。
ところが恋愛に関しては遅れがちで、30歳になった今も、恋人がいない。
ところが、そんなシャオチーにようやくチャンスが訪れる。
ひょんなことからイケメンのダンスコーチと知りあったのだ。
ふたりは、日曜日に行われる台湾で恋人たちがいちばん盛り上がる「七夕バレンタインデー」にデートの約束をする。
ところが、シャオチーが目覚めると、月曜日の朝だった。
彼女が待ちに待った男性と過ごすはずの「七夕バレンタインデー」が消えていた。
シャオチーは失われた「七夕バレンタインデー」を探しもとめるのだが・・・・

大好きな『熱帯魚』や『ラブゴーゴー』のチェン・ユーシュン監督の最新作。
期待して見に行ったのだが、一種のタイム・トラベル物で、耄碌の始まった私には少々ややこしい。
といっても、だいたいのことは分った・・・・とおもう。
あちこちに散りばめられたゆるい笑いと、『熱帯魚』にも出てきた摩訶不思議な水没海岸の風景が、少々のややこしさを吹き飛ばしてくれる。
それとヒロインのシャオチーを演じたリー・ペイユーがとてもチャーミング。
そして、どういう風に撮ったのか不思議でならないシーンが出てくる。
このシーンは見どころ。
そして、豆花というスイーツが気になる。
ということで、『熱帯魚』と『ラブゴーゴー』に続き、こちらも愛すべき1本だった。



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