mixiユーザー(id:8666179)

2021年05月16日20:14

185 view

《講談》禍福はあざなえる伯山

神田伯山。
2020年2月、6代目伯山襲名。
2020年3月、相模原10月公演チケット売り出し、15分完売。
2020年10月、公演延期。
2021年5月、なう。
フォト
《神田伯山独演会》(相模原市民会館)★10.
恐れ入った。
生講談は寄席色物の単発と旭堂南湖に数回通ったが、伯山は初体験。
TBSラジオ『伯山のひとり語り』をしばらく聞いていたこともあったけど、笑い屋の存在が不協和音となり、かなり前から聞くことをやめていた。
さらにはモーニングショーにコメンテーターとして出演する彼の魅力は一切見ることができず、落語界の志らくに成り下がってしまうのかと、勝手に懸念していたものだった。
公演を終えて3時間も経つが、未だに興奮収まらず。神田伯山は本物だった。

昨年10月公演を半年以上も延期させて、クソコロナの終息を願っていたが、第4波は昨秋以上に高いものだった。
前売りで満席完売していたチケットは、指定席はそのまま有効にして、蔓延防止最中の公演を理由にキャンセルフリー。
つまり「来れない人は無条件での払い戻し」という好条件を付していたが、市民会館定員1200人に対して、キャンセルは200人ほど(伯山談)。予想以上に観客を迎えていた。

なによりも初心者に優しいペンギン
マクラに若干のあらすじや、講談1話の予想時間も教示する。
これが講談初心者にとって、安心感を与えてくれるようだ。
さらには現代遣いしない単語は、話の途中でも現代語に言い換えるアドリブ付き。
落語家でいえば談春のような余裕を彼の高座に感じることができた。

伯山が、クソコロナに遭遇している我々に与えてくれた箴言は、
「禍福はあざなえる縄の如し」或いは「人間万事塞翁が馬」。得心である。
クソマヌケな政治家が語った「コロナのピンチをチャンスに変えて、憲法改正を果たそうではありませんか」などという、奇想天外で無知蒙昧な連中とは比較するのもはばかれる。

講談のセトリも、難しい時代物や戦記物を避けて、夢のある香盤を持ってきた。
開口一番『井伊直人』(神田松麻呂)
1『扇の的』
2『将棋の御意見』
3『徂徠豆腐』
(中入り)
4『万両婿』

従来2時間の独演会公演時間がスタンダードなのに、師匠曰く、
「こんな危険な時期に来ていただいた皆さんに感謝を込めて…」
4話、2時間30分の大サービス。
笑いあり、感動ありの文句なき講談だった。これはクセになる。

本読書レビュー
フォト
004『オルタネート』(加藤シゲアキ)★4.5
NEWSのアイドルに謝罪をしなければなるまい。
ジャニーズごときの書いた小説などと、見下しながらページを開いた『オルタネート』は、何よりもその”読みやすさ”に興味が湧き、栃木独り旅の往復電車の中で、あっという間に完読を果たすことができた。
ちなみに、30年振りに本気で小説を読むワイフさんも「読みやすく面白い」と高評価。
そういえば彼のデビュー作『ピンクとグレー』。
小説は未読だが、映画については★4.評価と悪くない。

加藤シゲアキ。
クソコロナ抗体もすでに所有し、小説家だけでなく、舞台脚本家のデビューも果たす。
これを機に舞台『染色』も鑑賞してみようかと、ほんの少しだけ食指を動かしてみたが、緊急事態宣言下の東京ではチケットすら売り出していなかった。



■なぜNHK「青天を衝け」のナビゲーターに家康? 徳川家の末裔に聞いた!
(AERA dot. - 05月16日 17:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6519620
14 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年05月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る