7月、8月の閑散としていた羽田も平日7時前には多くの行列ができている。
平常時なら間違いなく出張ビジネスマン比率が高い時間帯なのに、スーツ姿は数える程度。返って多いのが出発前から疲れを匂わすおばちゃん、おじちゃん、或いはそれ以上の人々。
搭乗ゲートでのQRタッチは7割方が引っ掛かり、航空機のほとんどがシルバーシートのようだ。
それでも機内では、これから訪れるパンフレットを見ながら、笑顔で語り合う風景。
いつか行く道。気力ある高齢者に敬意を表す。
たまたま近くに乗り合わせた読●旅行の添乗員さん(但し、おっさん)が、汗を流しながらツアー客のトランクを収納してた。
おいらと同じ世代かな。

「大変ですね(笑)」

「いやいや、嬉しいことですよ。こうしてツアーが開催できるのですから」

「心配はないですか?」

「とんでもない状況になって、ある意味、開き直りました。ほんとはオリンピック景気で華やかな一年を想像してたんですけどね

」
要約するとこんな感じ。
それぞれの立場で苦労し、努力している。
JALのスチュワーデスさんだって、いろいろな意味でご苦労されているのに、笑顔で乗客への対応を怠らない。
またぞろ、日和見なマスコミが手のひらを返して騒ぎはじめ、付和雷同の民衆が右へ左へ倣えの合唱を始めることだろう。
我が道を往く。
初めてのこんぴらさん。
江戸時代の人々から、伊勢神宮とともに「一生に一度はお参りしたい場所」と崇められていたと、飴屋のしわくちゃおばあちゃんが語ってくれた。きっと、江戸時代生まれ、推定300歳。
たくさんの階段があるようで、逆にそれを売り物にしている反バリアフリースポット。
誰かを誘い出すにも勇気がいる。そろそろ足腰にガタがくるお年頃。
セルフ・レスポンシビリティの一人旅。
ガイドブックにあるように《足腰が丈夫と知っていても杖を借りるべし》を実践し、近頃増えた体重の保護をする。
0段から77段、100段、250段…参道の土産屋を覗きながら登っていくおばちゃんたちから笑顔が消え、声が途絶えていく。
おいらは10人抜き、20人抜きと、まるで正月の日本大学2区
500段の踊り場で泣きわめいていたクソガキを、525段目に佇むお父さんが声を掛ける。

「ほら、もうすぐ頂上だから、頑張れ!」
お父さんが頂上(?)だと思っていた社殿は《旭社》という重要文化財で、見る価値は十分あるが、ゴールの本宮ではない。628段目。
クソガキ、ここでも泣きわめけ。お前にこんぴら詣りは100年早い。
胸突き八丁652段目にお百度石を構え「あと少し 御本宮まで133段!登って幸せ、福が来る」と、すでに膝がガクガクのじいさん、ばあさんに無理をさせる。
11時12分に0段目をスタートし、785段目の着地は11時45分。脇目も触れずに登り続けた結果だけど、まだまだ健脚であることを自ら証明した。
江戸時代。こんぴらまで来られない関東の人々は、飼い犬にその命を託しこんぴら詣りをさせていたという、ウソのようなフェイクストーリーがまかり通っている。
犬の首輪にお金を結び、途中で気が付いた人がそれを路銀として使い、イヌにエサをやってこんぴら詣りを成就させる。いわゆる、こんぴら狗
そんなわけで、この神社では犬がとても愛されている。
コロナを理由に御朱印書き置きを謳っていたが、御朱印帳を新たに買えば直書きも可能。
そろそろ13集が折り返しになるのを機に、パワーあふれる御朱印帳をいただこう
マイ・フェイバレット都道府県第2位、香川県。
日本一小さな県なのに、まだまだ未踏のウイッシュリストを残したまま Go Toは続く
(つづく)

GoToトラベル 利用者感染131人
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6301394
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