『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』(東京都現代美術館)★5.
コロナ自粛中の早い機会に日曜美術館で紹介されて以来、放置プレイが続いていたインスタレーション展が、3か月遅れでようやく開幕。
今にも降り出しそうな曇天とはいえ日曜日。
ガラガラの美術館でさえ「ネット予約」が流行りの令和において、都会のゴミ箱《MOT》はオールカマー。
しかも、読売新聞で『美術館女子』なる不可思議なウィークリーシリーズが連載され、その初回にMOTが紹介されたばかり。直感は「絶対に三密」
エリアソン=金沢21世紀美術館だよね。みたいなインテリジェンスな若者たちが、入場券売り場に行列を作っている。それでも開館まもない時間につき、20人にも満たない。
チケット売り場のおねえさんに、約束されていたように声を掛ける。

「込みますか?」

「オープンしたばかりなので大丈夫ですが、昨日は30分待ちにもなったんですよ

」
マスク越しだって、こんな会話さえ愉しい。
『太陽の中心への探査』
まさか3つ目の展示室でエリアソン力作が登場した。
館外に置いたソーラーパネルによって集光された光源を使って七色のコロナが輝いている。部屋の袖に置かれたアンプのような装置。動いてはいない
『あなたのオレンジ色の残像が現われる』
タイトル通り。愉しむコツはダンスダンスダンス。
『サンライト・グラフィティ』
1回12分。カップルがそれぞれにサンライトを持って前方スクリーンに落書きを施していく。先着整理券による交代制なんだけど、10時20分の時点で15時過ぎの予約しか残っていない人気のコーナーらしい。
ただ、この12分。意外とつらそうだ。特に男子。落書きに主張がない。
一方の女子は、きっと新体操部かチアリーダー。右足首の動きが麗しい
ヘルシンキで参加型インスタレーションにチャレンジしたが、意外と長いことを知っている。
『ときに川は橋となる』
いよいよタイトルワーク、高さ9.6m、直径12mのサークルテント。
第一印象は「黒い豊島美術館」
もし、このシャーレの前にたたずんだり、寝そべったり、ゆったりとした時を過ごすことができるなら、MOT至福になれただろう。
子どもたちも多く訪れ、不思議な水紋に狂喜乱舞。
それはそれで仕方がない。
豊島美術館の静寂を脳裏に浮かべ、LEDが創造する光紋を眺めていた。
この作品に出会えただけでも来た価値あり
本来であれば3月14日から開催されて、この日6月14日が最終日。よくできました。
常設展『いま-かつて 複数のパースペクティブ』
残念ながらリキテンシュタインは格納されていた。
その代わり、オノヨーコと草間彌生が充実していたような、していないような。
宮島達男のデジタルだけは、いつものようにキラキラ輝いていた
企画展+常設展、そして腹を満たす時間を含めて3時間15分。
退館するときは行列が大行列と化し、入場まで30分を要していたようだ。
こんなに込んでいる美術館。実はとても嬉しかった。
フォトフリーの展示室は礼節ある人ばかりで、作品の前に立ち尽くして自撮りをする人なんて一人もいない。ホッとする。これも今の時期ならではのこと。
『日本刀の見方 刃文』(刀剣博物館)
大江戸線に乗っかってデブの聖地へ
自分自身、多くの趣味があるけれど、いよいよ刀にまで手を出すことにした。
《宝刀》の揮毫は、あの翔子ちゃん。迫力ある文字である。
今は母親と離れて、どこかで独り暮らししているらしい。
先生のガイダンスによって刀の見方・初心者編を学ぶ。
今回のテーマ『刃文』。覚えたので、次はおいらが先生になれるはずだ。(←なれない)
『国宝 太刀 銘 国行』(山城)
■かっこいいけどなんかちょっと変… 日常に溶け込む「甲冑侍」の正体とは
(まいどなニュース - 06月16日 12:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6121688
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