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2020年06月09日23:16

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映画日記『ハリエット』

2020年6月9日(火)

『ハリエット』(2020年)
監督:ケイシー・レモンズ
伏見・ミリオン座

農園の借金返済のために、自分が売られることを知った女性奴隷のミンティが、脱走を図る。
農園主たちに追いつめられたミンティは、橋のうえから急流に身を投げた。
追っ手は、ミンティは死んだとおもい引き上げる。
どっこい、彼女は生きていた。
ぼろぼろの姿で百数十キロを歩き抜き、フィラデルフィアにある奴隷解放組織にたどり着く。
ミンティは名をハリエット・タブマンと名をかえ、自らの経験を活かして、奴隷を脱走させる水先案内人として活躍する。
脱走が成功するにつれ、懸賞金の金額が塗り替えられていく。
やがて、ハリエットは「モーゼ」と呼ばれるようになっていく・・・・

映画としてはやや平板な印象だったが、そんなことより、実在したハリエット・タブマンという女性を知ることが出来ただけで、見る価値があった。
力強い女性だ。
ハリエットは、その生涯を奴隷と女性の解放に捧げたという。
ハリエット役のシンシア・エリヴォが好演。
後半の帽子姿が妙にかっこいい。
あとから知ったが、映画を盛り上げる主題歌を歌っていたのもシンシア・エリヴォだった。


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