年の瀬の建物巡礼。
かなりの回数に分けて日記に残す。
《豊田大橋》
豊田市駅から真っすぐに美術館に向かわずに黒川紀章のオーバーコストブリッジを周遊。
橋を渡るとそこには今年10月、ラグビーWCサモア戦に沸いた豊田スタジアムが威風堂々と建ち誇る。
3度目か4度目の豊田市美術館。
企画展『岡崎乾二郎 視覚のカイソウ』は、どこかで観たことのある「おかちまち」や「あかさかみつけ」の造形作品を贅沢な空間を使って大量展示。
展示室が変われば、大型インスタレーションで存在感をアピールする。
常設のサイネージや著名人の名前が明朝体のアルファベットで綴られたインスタレーションも健在。
展示室のお姉さんに作家名を伺うと、ノートを観ながら教えてくれたぐらいだから、それほど有名な作家ではないはずだ。(豊田市美術館比)
コレクション展示室はお陰様で貸切御礼。
上野にやってくると大人気のクリムトすら、眼の前で鑑賞し放題。
いつものように幸せである。
高橋節郎の作品は別館でゆったりと。
じっくり見ると味のある鎗金作品。豊田市美術館本館の展示品が素晴らしすぎるので、これまでスルーがちな高橋作品を改めて見直した。
ところで、今回の旅の目的は《2019年の瀬の建築巡礼》
谷口吉生の最高傑作(当社比)に再会し、その感動を新たにする
あえて何度も書くが、迎賓館にやってきた田中角栄はあれである

散策道では突然の突風に、杉吹雪が舞い散る演出も奏でてくれた。
後ろ髪曳かれるまま、豊田市美術館をあとにして、一般道を少し走らせて豊田市逢妻へ。
《豊田市生涯学習センター:逢妻交流館》
プリツカー賞受賞の女流設計者・妹島和世氏(SANNAの片割れ)が手掛けた市民交流館。彼女の作品らしい流線型のガラス張り建築物は、その実力を十分に見せつけていた。
館内に入った感想は「なぜ、彼女に作らせたの?」という疑問。
完全なる役不足。例えるなら、マイセンの食器でコーンフレークを食べているようだ。
なるほど、名設計家の作品を追いかけていくと、こんなミスマッチな使われ方にも出会うことができる。アクティブであるがゆえの記憶。
さて、時間がやってきた。
高速に乗って名古屋へ向かおう
(つづく)
■写真家が「過剰レタッチ」に喝! インスタ映えがもたらす不自然な風景写真
(AERA dot. - 12月29日 17:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5920120
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