mixiユーザー(id:8666179)

2019年12月02日21:55

232 view

巨匠現る

たびたび日記に書いている日経新聞《私の履歴書》。
毎月、著名人1人の半生を自叙伝のように書き綴るコラム。
11月のファンケル創業者・池森賢二氏の半生には感動した。
新婚当時に奥さんの肌荒れが気になって無添加化粧品の研究と製造したのがファンケルのスタート。
今年8月に彼の持ち株すべてをキリンホールディングスに売却し、ファンケルの将来をキリンに託したニュースを読んで興味を持っていたが、その決断に達するまでがとてもリアルに書かれていた。
12月はTDK・澤部肇氏。始まったばかりなので通読するかどうかは微妙だが《私の履歴書》は、実はモーニングトイレ(大)のお供。
クソくだらない半生しか書かれることのない政治家の履歴書は読むことはないが、特に芸術家やスポーツマンはお薦めである。
ちなみに私の《私の履歴書》は非公開。mixi日記はおいらの半生のほんの一握り。

短い秋、芸術の秋。
フォト
『子どもへのまなざし』
同級生の画伯が東京都美術館の有料企画展に出品するとあって行ってきた。
マイミクさんも応援ついでに行って欲しい。『コートールド展』の半券があれば無料で入れるし、ワンコインでも入館できる。
フォト
高校の同級生でバスケット部の仲間。
絵画のみならず音楽にもセンスがあり、観るだけ・聴くだけのおいらとは出来が違う。
しかも、バスケット部ではエース・シューターバスケットボール
にぎやかしだけのおいらとは出来が違う。
美大を目指すために、引退試合前に退部してアトリエに通い、苦労ののちに短大から大学へ転学し、さらに大学院へ進み、今や教授。
絵の巧い同級生が、同僚作家から「巨匠」と呼ばれていた。
これまで敬意を表して「画伯」と呼んでいたが、明日から「巨匠」と呼びなおそう。
フォト
彼の作品の特長は大判で、変形カンバス。
例年のギャラリー個展では小ぶりな作品が並べられているが、東京都美術館ならアトリエに格納してある秘蔵作品も堂々と展示することができる。
フォト
彼にとっての自信作(本人談)であり、これまでポストカードとDVDなどでしか観たことのなかった3.2m×2.6mの超大判傑作『二つの流れ-静かなる時を想って』(2002)ビル
前年に起きた9.11を悼んでカンバスに叩きこんだ想い。
2つの滝がツインタワーを示し、月に飛ぶ2羽の鳥はタワーへ向かう飛行機をイメージする飛行機
この作品を前に教授が語る想いは「平和」と「安寧」。その時、ざわついていたはずの展示室が、静かな祈りに包まれた。

図録にアンケート形式のインタヴューが掲載されていて、それによると「高校時代にはRCサクセションとTHE WHOに嵌っていた」と書いてある。
アーティストトークでも、作家仲間の質問で「高校時代はRCサクセションに嵌っていたと書いてありました、どんな高校生だったのですか」と、おいらが確かめたい話題を振っていた。
彼の答えはストレートではなく、変化球が返されてきた。おいらが居ることに気が付いていたのだろうか。まるで自らの出自を隠す『砂の器』の和賀英良のようだ。

彼の高校時代の履歴書は、おいらがよく知っている。
THE WHO? RC? 彼の特異な楽器はピアノとフォークギター。
そして、彼の持っていたアルバムは、言うまでもなくもちろん『オフコース』るんるん
そういえば、絵画やスポーツ、楽器演奏だけでなく、ボーカルも巧かった。
例えるなら小田和正。言葉にできない。
僕たち世代の男子高校生にとって、オフコースやさだまさしは、江戸時代、天草にあってのマリア像。
高校の教室に入ったら、RCやハウンドドッグを聴いていることにしなければいけないのだった。
巨匠の名誉のために、隠れオフコースだったことは内緒にしておこう。

フォト
上野の杜で見つけた『十月寒桜桜』や『月の松クリスマス』
黒田記念館の奥には見事な阿修羅銀杏もみじ
日向(ひなた)と日陰でくっきりと分かれた2色の銀杏は、まるで阿修羅男爵げっそり



ショートケーキ夜空を閉じ込めたようなケーキ 100%総天然色の深い青に感嘆
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&from=diary&id=5886522
17 14

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年12月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る