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2019年04月23日00:15

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映画を見ない日の出来事230

映画を見ない日の出来事230

先週末に見た『グリーンカード』に感化されて、久しぶりにウィスキーを飲んでいる。
銘柄は『グリーンカード』でマハーシャラ・アリが飲んでたカティサークだ。
昨日、イオンで買ってきた。高いかなあとおもったら、1,000円を切っていた。
カティサークといえば緑色のボトルだ。
しかし、『グリーンカード』でマハーシャラ・アリが手にしたカティサークは緑色ではなかったような気がする。
ネットで検索したら、緑色だけでなく色々な酒類のボトルが出てきた。
あるいは緑色になったのは最近のことかもしれない。

緑色のボトルに入ったウィスキーということで、ジョン・カサヴェテス監督の『オープニング・ナイト』(1978年)でジーナ・ローランズがガンガン飲んでたのもカティサークだろうとおもってたら、彼女が飲んでたのはJ&Bだった。
『オープニング・ナイト』を見たあとに、さっそくJ&Bを買い求めて、ジーナ・ローランズをまねしてロックで飲んでた。
かなり昔のことなので、ボトルの色が緑色だったことしか覚えてなかったので、勘違いしたみたいだ。
ネットで検索したらJ&Bも1本1,400円ほどの値段だ。
けっして高い酒ではない。
金持ちでなく、大衆向けの酒なのだろう。

ということで、どうやら私は映画に感化されやすい体質みたいだ。
それで思い出した。
酒だけでなく、タバコもそうだった。

まだ、私が20代でタバコをすっていたころの話。
職場の先輩が、やたらと臭いタバコを吸っていた。
気になったので、なんていうタバコか聞いてみた。
「ジターニというフランスのタバコだ」
という返事に続いて、先輩がつけ加えた。
「フランスの労働者階級が吸ってるタバコで、ジャン・ギャバンのお気に入りだ」
とのこと。
ジャン・ギャバンが吸ってるなら、私も吸わなくちゃ、となってさっそくジターニを買い求めた。
しかし、当時ハイライト党だった私ですら、あまりにいがらっぽいので、ひと箱吸わないうちにやめてしまった。

そんな昔のことを思い出したので、「ジターニ」を検索してみた。
「ジターニ」と記憶してたが、検索したら一般的には「ジタン」になるらしい。
それだけでなく、ジャン・ギャバンのお気に入りのタバコはジタンでなくゴロワーズだった。
ジタンがお気に入りだったのは、アラン・ドロンだ。
『若者のすべて』や『太陽がいっぱい』に出てくる社会の底辺からなんとかのし上がろうとする青年を演じたアラン・ドロンには、確かにジタンが似合ってる。
アラン・ドロンだけでなく、ジャン・レノやセルジュ・ゲンスブールにジョン・レノン、さらにはルパン三世も好んでジタンを吸っていたらしい。

カティサークから始まって、とんだオチになってしまった。
いずれにせよ、どうでもいい話だが。



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