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2019年01月17日21:54

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《LIVE》人類、みな レ・フレール

2019年のコンサート始めはオーチャードのステージにグランドピアノ3台並べたピアノ柄コンサート。否、ピアノ・ガラ・コンサート。
フォト
『THE PIANIST! 新春スペシャル・コンサート』(Bunkamuraオーチャードホール)★5.
3人のアーチストがピアノソロ40分を贅沢に披露する。その面々が素晴らしい。
1辻井伸行
おそらく、このLIVE一番人気が一番最初にステージに立つ。
カンペなしのよどみないセルフMCが、とても可愛らしいのだ。
最近、おいらの黒マーチでは彼の奏でる力強い『皇帝』が流れている。
川崎オスカー曰く、『和製スティーヴィー・ワンダー』るんるん
鍵盤に指を開き、オクターブのパースをチェックしてから静かに演奏を始め、乗ってくると上半身をゆらゆらととても気分がよさそうに。
辻井さんの演奏はこれで3回目。
『ラ・カンパネラ』の超絶演奏は聴けなかったが、ラヴェル2本は辻井伸行ここにありを満席の観客に示してくれた。

セトリ:「美の巨人たち」(辻井)「風がはこんできたもの」(辻井)「The dream of the Lambs」(久石譲)「水の戯れ」(ラヴェル)「ソナチネ」(ラヴェル)En「革命」(ショパン)

2加古隆
そういえば、映画のエンドロールでよくこの名を観るようになっていた。
さらにはNHKのスペシャル番組で聴かれる『パリは燃えているか』。これが、加古隆のオリジナルだったとは、知らないということの恐ろしさよ。
昭和初期のスタンダードナンバーではなかったのか。
川崎オスカー曰く、『和製リチャード・クレイダーマン』るんるん
かぶり続けている鍔広ハットに手を当てて、両手を合わせてピアノの神様に祈りを捧げて鍵盤へと十指を落とす。これが、彼のルーティン。
映画『散り椿』では、音階の中に武士の魂が隠れている。
イギリス民謡『グリーンスリーブス』の旋律を少し拝借して作り上げたオリジナル曲『ポエジー』も川の流れのように心地よく沁みとおる。

セトリ:「ジブラルタルの風」「パリは燃えているか」「散り椿」「ナイルの源流にて」En「ポエジー」(All 加古隆)

3レ・フレール
横須賀からやってきた兄弟デュオ。1台のピアノを4本の腕でサーカスのように連弾する。冒頭からテクニックを見せた「ミュート奏法」は、まるでピアノをコントラバスに変えてしまう。
川崎オスカー曰く、『和製がーまるちょば』るんるん
初見ながらもその驚愕は、初めてラスベガスで鑑賞したシルクドソレイユのようだった。(←褒め過ぎ)
早速、TOUR情報を調べて、チケットを買おうとするおいらがここにいる。
但し、2度目で同じ感動を得られるかどうかは、いささか疑心暗鬼。ジャジーなフリースタイルではなく、完成した楽曲を聴きたいおいらもここにいる。

セトリ:「Prologue〜Boogie back to YOKOSUKA」「Eagle」「SIESTA」「A Left Hand Like God」「ブギウギ即興」「On y va!」En「マスカラード」
フォト
ステージに4名が揃い3台ピアノを弾きまくる、贅沢なエンディング。
ラストチューンは加古隆作品「黄昏のワルツ」で大団円。Bravo!



ムード三浦大知「天皇陛下ご在位30年記念式典」で歌唱 抜てきに反響「沖縄の誇り」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=5460151
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