2018年9月16日(日)
『KUSO』(2018年)
スティーヴ:監督
伏見・ミリオン座
劇場に貼ってあったポスターだけを頼りに見に行った。
ポスターには、「サンダンス映画祭にて退席者続出!!」とある。
これは、見なくちゃ。
これは、ひどい。
どうしようもない。
“汚い、気持ち悪い、気が狂いそう”
という、3K映画だ。
まあ、気が狂いそうというのは大げさだが、奇っ怪な映像が続々と出てくる。
続々映像の中には、『2001年宇宙の旅』の有名なトリップ・シーンや、デビッド・リンチの『イレーザー・ヘッド』風のシーンに、『モンティ・パイソン』のアニメをグロテスクにしたようなシーンが出てきて、妙におかしい。
しかし、大半が、汚物まみれのシーンだった。
原題の英語タイトルも『KUSO』だ。
マイケル・ムーア監督の『シッコ』や、ジョージ・クルーニー主演の『シリアナ』のように、『KUSO』には何か意味があるのかとおもったら、どうも“KUSO”は日本語の“糞”のようだ。
なにしろ、医者がひりだした“う●こ”から怪虫があらわれ、怪虫の触手を引きちぎり流れ出た体液を飲むと、病気が治ってしまうというシーンを筆頭に、“う●こ”と“お●ら”のオンパレード。
さらには、女の首にできた、気持ちわるい人面瘡のエピソードに大笑い。
彼女の人面瘡、よくしゃべるのだが、なんと歯がない。
そこで、彼女の恋人が・・・・・
やっぱり、気が狂いそうな映画だった。
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