訳あってパソコンからジョン・レノンを流しっぱなしにして日記を書く。
卑劣なNYテロから早17年。
Imagine there’s no countries, It isn’t hard to do.
Nothing to kill or die for and no religion too.
Imagine all the people living life in peace.
いつものことだけど、この日だからこそ。
(承前)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1968285272&owner_id=8666179
おいらたちを乗せた船は、長崎港出港の40分後、軍艦島の船着き場に無事到着。
架けられたはしけに両手を広げながら、200人近い観光客が上陸を果たす。
おいらを含めたほとんどの人々が雨ガッパを着込んでいるが、想定通り上空から落ちてくる雨はゼロ。
メインガイドさんを先頭に、サポートするガイドさん2人と200人の有象無象(含む、おいら)が島内に敷かれた観光コース歩道に従って、ぞろぞろと歩き出す。
3か所ある説明ポイントは、200人すべてを収容できるスクエアとなっていて、ガイドさんがカム+スピーカーで軍艦島の今昔を語りだす。
往路の客室で、華やかなりし頃の軍艦島のビデオを観ていたので、上陸してみてもはや尽き果てていくのを待つだけの無人島に、栄枯盛衰、平家物語を思い浮かべたのはおいらだけではあるまい。(←おいらだけだった)
最繁栄時である昭和40年代前半には、この小さな島に5000人の住民が住み、当時、世界一の人口密度を誇る。
世代別収入は日本一。エレベーターのない8階建て、10階建ての住宅の屋上にはテレビアンテナが箱根のススキが原のように乱立し、世帯当たりテレビ占有率1位。
家賃ゼロ、電気代もかすかな負担のみ。三菱重工がなしえた重厚な福利厚生の裏には、稼働80年で炭鉱での死亡事故は215人(ガイドさん談)。
命と引き換えの厚遇。島内のパチンコ屋や映画館で休日を過ごす炭鉱夫の顔つきが鋭い。
会社慰安旅行で来ていた社員の半数は2つ目の説明ポイントを終えたあたりから、一歩も動かず、”こんなところにいるより早く飲みに行きたい”モード。
ちっとも第3ポイントへやってこないため、ガイドさんの説明も始まらない。
心の中で「くんじゃねぇよ

」と、稀有な悪たれおいらの誕生をみたが、考えてみればおいらだって中学時代や高校時代の修学旅行はそんなもの。
もっと真面目に日本の誇りを見学しておけばよかったと、改めて若かりし頃のバカさ加減を後悔。
結局、サポートガイドさんの連絡により、第3ポイントのガイドは100名程度の参加で実施された。
実は、これが語るも涙の軍艦島炭鉱夫残酷物語。
おばさんガイドさんの真正面で聞いていたおいらはもとより、最前列のおばさんたちも涙を拭いていた。
彼らの犠牲で今の日本の繁栄がある。少なからず正解に違いない。
島内観光はおよそ40分。
予定時間の12時25分、乗船を完了し、長崎港に向かって汽笛が鳴る。
とたんに土砂降りが舞い戻ってきた。

「奇跡的に上陸中は雨が降っていなかったのに、もうこんなに降り出しました。どなたか、強運の持ち主がいらっしゃるようですね

」と、驚きのガイドさん。
おいらのことかい?
挙手しようと思ったが、行きに頭から転落した後遺症で肩があがらない。
所詮、そんなものだ。
港へ戻るとかなりの雨量の中、軍艦島への午後便を待つ人々の列。
残念ながら、これでは上陸は無理だろう。
この時、誰かがおいらをウェザーエンゼル(自称)として雇って(時給3万円)くれれば、上陸が叶ったのに。
残念な午後便の人々よ。
さて、残りの長崎紀行は雨日程につき、外海(そとめ)の隠れキリシタン教会探訪で傘不要の社会見学を堪能した。
《出津(しつ)教会》
《黒崎教会》
ちなみに、江戸時代の禁教令において中学時代に習った印象的な言葉は「踏み絵」と「隠れキリシタン」。
ここ長崎にきて、改めて学習したことは「踏み絵」と「絵踏み」、「隠れキリシタン」と「潜伏キリシタン」がそれぞれ同義語ではないということ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964474009&owner_id=8666179
2017年川崎オスカー賞・邦画部門5位に輝いた『沈黙』。
本作に敬意を表し、原作者・遠藤周作の文学館へも立ち寄らせていただいた。
帰りの空路、搭乗時間から逆算して文学館での待機時間を決めておいたが、想像以上に内容の濃い遠藤周作とその展示物。
そのお陰で、黄色の信号はすべて「すすめ」という無謀な関西型運転を強いられそうになった帰り道。
お陰様で雨上がりの県道や高速道路には渋滞もなく、そもそも余裕ある旅行程。
空港で地元めしを喰らう時間まで創出できた。
終わりよければすべてよし。
色々な想い出をありがとう、長崎。深謝。
さて、次はどこへ行こう

NHK、苦学生の受信料を全額免除 19年2月から開始
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5283962
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