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2018年09月10日23:56

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映画日記 『500ページの夢の束』

2018年9月10日(月)

『500ページの夢の束』(2018年)
監督:ベン・リューイン
名駅・ミッドランドスクエア シネマ2

「スタートレック」にのめり込んでいる自閉症のウェンディ(ダコタ・ファニング)が主人公。
ウェンディはパラマント社が「スタートレック」のファンによるシナリオコンテストを開催していることを知った。
彼女は、これまでの「スタートレック」命だった人生のすべてをこめて、500ページ近い大作シナリオを書き上げる。
しかし、ちょっとしたゴタゴタがあって、投函の締め切りに間に合わなくなってしまった。
どうしようどうしようと、困惑し思案するウェンディ。
そして、彼女は決断した。
郵送が間に合わないのなら、出来あがったシナリオを直接、パラマウント社に届ければいい。
ウェンディは、愛犬のピートといっしょに、パラマント社のあるロサンジェルスに向かって旅立つ。
彼女にとっては、きっと初めてのひとり旅だ。
そしてその旅は、ウェンディにとって、カーク船長やミスター・スポックが宇宙で遭遇した冒険と同じように、苦難に満ちた“トレック”だった・・・・

『ロッキー』を例にあげるまでもなく、オープニングからラストまでの間に、主人公が大きく成長するというのが、映画の王道だ。
『500ページの夢の束』は、まさに王道の映画だった。
加えて、大好きなお姉さんが生んだ赤ちゃん(ルビーというから、姪っ子か)に会いたいと願うヒロインが愛おしい。
それなのに、映画をたくさん見てるばかりに、細かいところが気になってしまう。
それは、ウェンディが長距離バスに潜り込むシーンだ。
ディティールをあえて省略したのだろうが、乗務員たちをどうやって誤魔化したのか、ヒントになる映像がほしかった。

と、文句もあるが、ダコタ・ファニングの好演もあり、結論としては好きな映画だ。

先日見た『MEG ザ・モンスター』のピピンちゃんに続き、ピートくんが笑わせてくれた。



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