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2018年09月06日23:48

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映画日記 『恋と太陽とギャング』

台風一過の翌日、鉄道ダイヤの混乱も朝のうちだろうと、青春18切符を携えて大阪に向かった。
米原までは順調だったが、その先がめちゃくちゃだった。
なにしろ新大阪から大阪までのひと駅に30分もかかってしまう始末だ。
ようやく映画館に着いたときには、もうぐったりだった。

2018年9月5日(水)

『恋と太陽とギャング』(1962年)
監督:石井輝男
大阪新世界・日劇東映

高倉健主演のギャングもの。
ここまでの道中の疲れが出て、途中で寝てしまったのが残念。
古い映画なので、拳銃に弾をこめなくても、何発でも撃ち続けることができるといったトホホなシーンが「昭和」だった。
三原葉子が露出度の高い衣装でダンスを披露するシーンが出てくる。
「昭和」といっしょに「新東宝」のにおいもする。
正直なところ今見ると、古くさいB級映画だ。
ところがそんな不満も、ラストに登場する本間千代子が帳消しにしてくれる。
当時17歳の本間千代子が、その愛らしさで、すべての不満を吹き飛ばしてくれた。
記憶の底に眠っていた彼女の名前を思い出しただけでも、この映画を見た甲斐があった。

このあと、もう1本見てた。


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