ジムで久しぶりのスイミング。日焼けした腕や顔に冷水が心地よい。
すでに梅雨明けで暑さを感じるこの頃、6月ごろは1レーン貸切だったほど余裕あるプールだったが、今夜はそれなりにたくさんのハダカ族。
クロールらしき泳ぎをしながら、被災地に対して自分には何ができるだろう?
そんな思いを繰り返しながら1時間をゆっくりと泳いでいた。
広島の被災地から1か月ほど研修に来ている29歳の青年に声を掛けた。

「裏山が崩れて家に土砂が入っているようです。4年前も同じ被害を受けました」
淡々と語る彼の意志は強さにあふれ、あと10日程度の研修が終わったら、必ず地元の復興に役立つ人間へと育っていく。
そんな彼に対して、おいらの持つ知識や知恵を授けることも一つの支援だと思っている。
気持ちさえあれば、何かができる。

映画レヴュー
079『ワンダー 君は太陽』★5.
”もし、あなたが過去に戻れるならいつの時代に?”というドラえもんさんからの問いかけがあったとする。
それぞれの時代に楽しさを感じて生きてきた(当社比)から、「今のままでいい」が答えのひとつではあるけど、そんな甘ったるい答えをドラえもんが許さないなら「小学5年生」と答えたい。
但し、その過去に戻るにはドラえもんに条件を付ける。
「今時点での記憶を残したまま」という条件だ。
株や競馬の記憶を残して小学5年から大富豪化し、悠々自適に生きるためではない。
当時、もしオーガストくんのような同級生が転校してきたら、あのころの自分はきっと彼の顔を指さしあざけり笑っているクソのような小学5年生でいたはずだから。
もう一度、その時代に戻れたら、ジャック・ウィルくんのような親切な小学生になっていたい。これが、ドラえもんへの答えである。
いじめっこほどみっともない人間はいない。その両親もなおのこと。
今さらながら、そんなことを知らされた名作。
078『椿三十郎』★5.
多くの責任は15分にも亘って予告編を流し続けるTOHOにある。
そもそも『椿三十郎』なる名画を観にくる客に、ジャニーズ系の新作予告を流して何の意味があるのやら。
そんなわけで、午前十時の映画祭にやってきたおいらの席よりもかなり前に座っていたおっさんは、映画が始まるとともにいびきを立てて眠りにつく。
そのまま永遠の眠りにつくなら、かけた迷惑も限られようが、結局、終盤、三船達郎と仲代達矢のシンボリックな名シーンの直前まで、その高いびきが続いていた。
場内の雰囲気が怪しくなる。
何度も『椿三十郎』を鑑賞した人々は、そのシーンがいつごろやってくるのかを知っている。
シーンと静まりかえる映画館に、ンガー・ンガーと響く高いびき。
あと3秒という時に、いびきが止まり、その反動で仲代達矢の血しぶきが画面に踊る。
BRAVO!
文句なく★5.
いびきのおっさんが誰なのか、結局わからずじまいでスクリーンをあとにしたが、退館する観客の98%が、誰とも知らないいびきおやじの座っていたシートあたりに睨みを利かして去っていく。
これにもBRAVO!
ちなみに、おいらの隣に、あるいは前列にいびきおやじが座ったら、間違いなく肘打ち、バックシートキックを施しいびきをやめさせるのだが、この日のいびきおやじの周囲には、そんな正義の味方はいなかったようだ。
なお、おいらの隣にポップコーンクソ馬鹿大将が座ったとしたら、上映中に鼻くそをポップコーンバケツに降り注ぐことはいうまでもない。これは事実でもある。
076『フジコ・ヘミングの世界』★5.
彼女の演奏会に行くまでは、名前を「フジコ・ヘミングウェイ」として、文豪ヘミングウェイの親戚かと疑わずに思っていた。
演奏に立ち会うことができて、このおばあさんがもの凄いピアニストだということを知り、彼女の弟さんはもっともの凄いエイプマンのような哺乳類であることを知った。
フジコを知るには余すことなく良く描かれたノンフィクションムービー。
彼女のラ・カンパネラは、やはり凄い
フジコ86歳(筆者推定)、まだ弾くのかな。
■台湾、西日本豪雨で2千万円寄付「あらゆる支援を用意」
(朝日新聞デジタル - 07月09日 20:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5192847
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