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2017年11月08日00:45

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映画日記 『アンダー・ハー・マウス』

2017年11月7日(火)

『アンダー・ハー・マウス』(2017年)
エイプリル・マレン:監督
駅西・シネマスコーレ

昼間は男たちにまじって大工仕事をこなし、日が落ちれば女性限定の出会い系バーでいち夜の相手を探す。
そんな気ままな暮らしをしていたダラス(エリカ・リンダー)が、工事現場で編集の仕事をしているジャスミン(ナタリー・クリル)と出合い、互いに視線をかわした。
それとなくモーションをかけるダラスだったがジャスミンはつれない。
ある晩、ジャスミンは友人とふらりと立ち寄ったバーで、ダラスと再会した。
言い寄るダラスに、ジャスミンはこれまで押し隠していた欲望に身をゆだねる。
しかし、ジャスミンには婚約者がいた・・・・

うーん、ソフトポルノ。
その分では楽しめるのだが、それ以上のものはなかった。
とくに肩すかしみたいなラストはいただけない。

唐突な感想になるが、同じレズビアン映画でも『アデル、ブルーは熱い色』や『キャロル』がとんでもない傑作であったことが分かる。
『アデル、ブルー〜』や『キャロル』にあって『アンダー・ハー・マウス』になかったもの、それは人が人を愛することの高揚と痛みだった。

と、文句ばかり書いたが、見どころは中性的なエリカ・リンダーのイケメンぶり。
女性はもちろん、その不思議な魅力に男の私だって惚れてしまう。


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