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2017年11月03日23:07

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《映画》図録のようなゴッホアニメ

牡羊座「ゴッホの映画、知っている?」
走る美術館妻として一部で恐れられているワイフさんから、つい最近、問いかけがあった。
知らなかった。
テレビ番組で予告らしき紹介を観たそうで、
牡羊座「日本人1人を含んだ100人以上の画家たちが、ゴッホの作品を真似して作ったアニメ動画の映画」なんだと。
で、
牡羊座「いつ、行く?」
と。
蟹座「え”っ、おかあ(←ワイフさん)、美術系はダメなんじゃないの?げっそり」
牡羊座「ゴッホは好きだよハート達(複数ハート)」

驚いた、驚いた。
三浦友和と山口百恵が結婚したときぐらいに驚いた。
さらに、
牡羊座「上野でゴッホ展やってるみたいだから、行ってもいいよぴかぴか(新しい)」
これが3日前ぐらいの話題で、その日から、おいらの開いた口は塞がっていない。

まずは、東郷青児のこと。
フォト
《生誕120年 東郷青児展》(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館)★5.
久しぶりの東郷青児大回顧展、12日が千秋楽とあって飛び込んだ。
閑散美術館の代名詞だったはずの損ジャ美が、それなりの集客で賑わっている。
といっても、1つの絵画に1人程度のくっつきだから、上野や六本木に比べればとても見易く、楽しい。
40歳代になると、東郷美人と呼ばれる画法が確立し、白い髪に無機質な目。
そして、いやらしさの感じないヌード画が本当に美しい。
フォト
時間に余裕なく滞在時間は60分あまりだったが、2周半ほどたっぷりと鑑賞した。
同じように何度も何度も周回している女性鑑賞者が2,3人。
東郷青児作品が好きな女性は、なぜだか、とにかく美しい。

損ジャ美では常設展示の3枚を見逃してはならない。
ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ。
新宿に来れば、ゴッホ自殺1か月前に描かれた53億円の『ひまわり』をいつでも鑑賞できる。
なんて幸せなことだろう。

カチンコ映画レヴュー
ワイフさんと待ち合わせして、ディナーのあとに『ゴッホ』初日。
フォト
TOHO六本木はTIFF・東京国際映画祭最終日で、観客賞に並ぶファンたちとハイタッチしながらシアター6へと向かう。
TIFFとは何年前からだろうか。
“この映画祭。一体、誰のためにやっているのやら”という不信感ばかりが湧き出でて、それ以来、TIFFについては全く意識を向けることがなくなった。
ただ、必死にチケット争奪戦を勝ち抜いて連日連夜六本木に足を運ぶ真のTIFFファン方には頭が下がる。昔はおいらもそうだった泣き顔

フォト
075『ゴッホ 最期の手紙』★5.
客電が点く。
ふと漏れた言葉は「たいしたものだ」。
それだけではない。
モティーフとされたゴッホ作品の数々。
観たことのある作品がスクリーンに現れるたびに、フッとひとつ、ため息をつく。
タンギーじいさんや郵便局員ルーランが、旧知の友に思えてしまう。

上映時間96分。
さて、ワイフさんの感想はいかに。
牡羊座「字幕読むのが忙しくて、絵なんか見てられなかった手(チョキ)」
げっそり
蟹座「ひろしま美術館で観た黒猫の絵も出てきたでしょ?」
牡羊座「教会の絵でカラスが飛び立つやつは、日本人が描いたから注意していたけど、あとはわかんね」
げっそり
蟹座「ゴッホ、上野へ観に行く?」
牡羊座「美術館は苦手なんだよね指でOK」
げっそり
でも、寝ないで全部見たそうだから、合格点。

フォト
073『天国と地獄』★4.5
《午前十時の映画祭》、TOHOららぽ横浜では常にプレミアムスクリーンでの上映となる。
名作を観に来る観客はマナーがとても優れている。
少なくとも、ポップコーンをバリバリしながら観ているような客は皆無(たまに1人、2人)だし、エンドロールが終わるまでしっかりと着席を果たしている。
但し、この映画、エンドロールなく突如「終」なので途中で退出しようがない。

鬼籍にはいられた方ばかりが出演の黒澤作品。
銀座並木座で観ているけどストーリーに深い記憶がない。
舞台が江ノ電、腰越、黄金町と神奈川県民にとっては親近感ある作品で、靴屋さんのエピソードがかなり中途半端なのはご愛嬌なのだろう。
犯人との留置所面会シーン、まるで『三度目の殺人』のようなカメラワークだが、黒澤明め、パクったな。

フォト
074『バリー・シール/ アメリカをはめた男』★4.5
但し、拭き忘れて肛門にこびりついたクソのような副題は★1.

使えぬお金を稼いで、それを維持するために働くという循環。
少なくともおいらの価値観とは折り合わない。
世界一質素な大統領(名前は忘れた)が語ってたけど、「ものを持つことによる無駄」の意味を、バリー・シールを観て改めて思うことになる。
大富豪やリッチマンにはなりきれないおいらではあるが、やりたいことをさせていただければそれでいい。

ところで、この作品も《午前十時の映画祭》同様、プレミアスクリーンでの上映でお得感。
しかし、娯楽映画ならではのPPCDQN(ポップコーンバカ)が大量に発生し、当然のように上映直前までスマホピカピカ、バカップルの会話どしどし。
オスカーの法則「ポップコーンのバケツの大きさと、PPCDQN度は正比例する」は、かなり合理性が高い。

ドル袋金欠でお金を節約したいときの休日の過ごし方
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=4843696
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