変り種ソフトクリームを食べたくなったので岩国錦帯橋空港へ降り立った。
錦帯橋を渡った先の「むさし」と「小次郎」。
さて、今回はどんな味にチャレンジしてやろう
レンタカーを借り受けて国道2号線を東上
ナビは到着まで1時間以上を示している。
実は空港に置いてあったフライヤーを手にしたら、ソフトクリームの誘惑は消え去った。
いつかの函館空港と同じである。
ナビの目的地を『ウッドワン美術館』と入力し、検索結果を待つ。
所在は広島県廿日市市吉和。冬はスキー場でにぎわう街。
【89km/75分】しかも、高速利用で2,000円そこそこの高速料金。
土地勘がなければ、この指示通りにハンドルを握っただろうが、そこはなんたってオスカーだもの(自称)。
ナビは山陽自動車道で広島市内まで行って、ジャンクションから中国自動車道に流れて最寄インターまで『つ』の字で目的地を目指す指示。
広島の大竹市からなら、双方の高速道路を縦に突き抜ける国道があるはずだ
ナビを「一般道路優先」に変更して再検索。
【45km/70分】一般道につき、もろちん無料。
けっ、ナビめ。
山陽と山陰を縦に貫く国道は峠だらけの山道オンリー。
しかも、対向車はもみじマークをつけた後期高齢車ばかりなので、緊張の糸が途切れない。
安全運転のご褒美に途中で見つけた道の駅with温泉施設

で日曜昼から小原庄助モード。ただし、酒は飲まない。そもそも飲めない。
いかにも渓谷の深緑を眺めながらの露天風呂、のような雰囲気だったけど、所詮は道の駅。
取ってつけたような特徴もない、650円という入浴料がハイコストな温泉だった。
とはいえ、堀の内の入浴料に比べれば安いものだ。と、幸太郎が言っていた。
それでも露天風呂に入ると、眼前にもみじ

の群生と川のせせらぎ。
が、見え、そして、聞こえてくるはずだった。
ところが、おいらの目の前には素っ裸のハゲおやじ1体。
年老いた振るチン野郎が、風呂の縁に腰掛けてロダンかムーアのような彫塑美をさらけ出してやがる。
ハゲおやじの素っ裸借景を3分間、見せ付けられた。
こんなときこそ、国会議員が必要だ。豊田真由子衆議院議員、出番だ。
『樹々は生きている/倉本聰 点描画展』(ウッドワン美術館)★4.
今日が最終日という僥倖。
脚本家・倉本聰が富良野で描き続けている点描風景画を、春夏秋冬4つのコーナーに展示。
スーラやシニャックにはほど遠いけど、北の国のやすらぎを感じることができた。
才能ある人は、なにをやってもハイグレードなんだ。
主題ではない付録的展示に興味が湧いた。
1つは『北の国から』の自筆企画書。
ドラマのコンセプト、起承転結、劇中家族の名前とか。黒板順とか書いてある。
2つめは、これ。
『やすらぎの郷』ドラマ台本。
彼が39歳のとき、大河ドラマの脚本でNHKと大喧嘩したときの恨みつらみが、このドラマには皮肉的に描かれている。
フジテレビが拒んだこの企画を、テレビ界の昇り龍・テレビ朝日が盲目的に買い取って大成功。
完全鑑賞中で楽しんでいるこのドラマも、あと1ヶ月で終焉を迎えることになる。
入所以来、一度もやすらいでいない石坂浩二に、やすらぎは来るのだろうか。
ウッドワン美術館所蔵の作品群は、倉本聰セレクション29点。
ゴッホやルノワール、そして岸田劉生は選ばれていなかったが、さすがは倉本先生の選眼美。
横山大観、児玉希望、東山魁夷、田淵俊夫、加山又造、小出楢重、海老原喜之助、鴨居玲、
そして岡鹿之助。
素敵な作品に出逢うことができたもんね。
ランチタイムは13時を過ぎていた。
ウッドワン美術館に隣接するレストランで、お薦めのメニューを尋ねてみる。
旅行、否、出張の際には地産地消、あるいは地元メシが原則。
すると、ウエイターさん。
「倉本聰さんちのふらのカレーですね。」
北海道か。
にんじんまるごと1本入った鉄鍋カレーと、北海道生野菜。
どうせなら、北海道で食いたかった
今夜の投宿は山口県徳山。
ウッドワン美術館のある広島県廿日市市からは、少し先の中国自動車道に乗って1時間。
高速に乗るとすぐ、なんちゃらトンネル(全長2km)の中で「山口県に入りました」のナビコール。
しばらくすると、今度は「島根県に入りました」のナビコール。
島根県=裏日本のイメージが払拭されていないオスカー氏の脳裏には、インター間違え逆送ボケ老人になったのかと冷や汗ダラダラ。
しかし、とにかく走り続けるしかないし、ナビは的確に残りの距離を減らしている。
なんといっても、日曜日の昼下がり。
高速道路を走る車は、おいらのレンタカーただ1台。
たまに追い越しをかけるクルマもいるが、結局、走行距離50kmの高速道路で出遭った同行車両は5台程度。ガラガラなう。
まるで、mixiのような過疎っぷり
そういえば、しばらくして「山口県に入りました」とデジャヴュな出来事。
島根県め、でしゃばったね。
■地方では300メートル先のコンビニに車移動が当たり前? 夏休みの帰省で驚いたこと
(キャリコネ - 08月20日 13:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4725244
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