羽田から山口宇部へ向かうJAL
搭乗中のルーティンはイヤホンで落語を聴くことと、日頃読めない小説を読むこと。
機内wifiもフリーになってスマホゲームを楽しむ輩も少なくはないが、機上の人にあるうちはスマホをしまっておこうと自主規制。
ヘッドフォンをつけて、ジャックを挿すと流れてきた『やさしさに包まれたなら』
パブロフの犬がよだれを垂れ流すように、この曲が流れれば誰だってキキの箒が目に浮かぶ。
6月のJALはセンスの良い、時々“雨”な選曲。
一方で落語チャンネルは誰だかわからんちんの噺家。
チャンネルはそのままで。
宇部を離れ、まだ未踏だった山口県立美術館。
どんな企画展をやっているのかもしらずに、惹きつけられるように向かっていった。
その手前にそそり立つ2本のシンボルタワー。
『山口サビエル記念聖堂』
神社を巡って御朱印をもらったばかりなのに、1時間で宗旨替え。
どうせ宗旨なんてないし、楽しければそれでいい。
受付のおばさんに、特長的な教会の謂われを尋ねてみた。
尋ねなければわからなかったし、わからないままだった。
ここザビエル聖堂は平成3年、失火により全焼。
全国カトリックイエズス会と地元民の浄財で再建された新建築物は《テント》をイメージした教会へと生まれ変わる。
今でこそ、山口市内のランドマークとなっているが、建設当初は「教会を冒涜」「街の恥」とまで云われて、異物が汚物のように扱われていたそうだ。
設計を担当したのがイタリア人正教師。
おいらなんて、初めてここに立っただけで震えるような感動を得たけどね。
平和の鐘を鳴らす。この言葉を唱えながら。
「正義と平和の源である神よ、あなたは争いを憎み、思い上がるものを打ち砕かれます。
アジアを悪の力から守り、苦しみと涙を わたしたちから取り除いてください。
すべての人が、あなたの子どもとして平和のうちに 生きることができますように」
唱えながら、いつものように気がついている。
どれほど宗教というものが無力なのかを。
山口県立美術館への駐車場は、まるで山口県すべての乗用車が集まってきたかのような大混雑。
さらに美術館前には、まるで赤の広場でペレストロイカを祝いに来たピロシキ団のような人、人、人。ロシア人のすべてが、山口県立美術館に集まっているかのようだ。
『スタジオジブリ レイアウト展』(山口県立美術館)
お陰さまで関係者たちが忖度のすべてをおいらに注いでくれて、駐車場は県のなにかしらの場所に置き、行列を横目に超VIP待遇(自称)で館内に入り込む。
但し、あくまでも「視察」目的なので制限時間は30分限り。自由に観られるわけではない。
なんとか頼み込んで、まっくろくろすけのシール貼りだけ参加させていただいた。
↑デブトトロ。
実は、この『スタジオジブリ レイアウト展』は、すでに日本全国、ほんの少しアジアを巡回し、ここ山口は19軒目の公開地となっている。
2008年の東京からスタートして10年。ジブリ人気はまったく衰えない。
展示されているレイアウトは2000点に近く、子供連れの多い大人たちは、その混雑に呆れ果てて、子供たちは数多いだけのレイアウトに飽き飽きと泣き果てる。
しかし、この展示で10年続けてきているのだから、主催者も承知の助。
山口県が終わると、次は長崎県。当然、大混雑。
東京には三鷹がある。やはり、こちら側は恵まれている。

シロツメクサの思い出 おばあちゃんの笑顔と果たせない約束
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4605999
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