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2017年05月22日23:02

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《2017大阪2》自由すぎる美術館

訪阪にあわせて手元にあったガイドブック《企画展がなくても楽しめるすごい美術館》で、地元美術館をリストアップ。
掲載されていた2館を訪ねるなら、関西国際空港からのレンタカーがベストセレクトだと判断し実行した。

アート
《和泉市久保惣祈念美術館》『刻の玉手箱』★4.
上記ガイドブックの仕分けでは【鑑賞力がアップする美術館】
大きな駐車場のある新館側についてしまったので、わき道を歩いて本館から順序良く鑑賞。
本館ロビーに着くと、誰だか有名人でも来ているのだろうか?
美術館の雰囲気に似合わない喧騒の話し声が四方から飛び交っている。
いや、別に有名人が来ている訳でもないようだ。
茶室見学開始時間11時まであと15分、すでに作品鑑賞を終えた大阪のおばちゃんたちの単なる無駄話がロビーに折り重なっているだけだった。

気を整えて、清い気持ちで展示室に入る。
展示品は東洋工芸や中世日本の貴重な茶器、掛け軸、宝飾など。
フォト
(左掛け軸は宮本武蔵画)
ところが、展示室に入ってもなぜだろう、喧騒が続いている。
大阪のおばちゃんグループが、それぞれに普通に会話を続けながら、或いはバカ笑いしながら室内をうろついている。

まさかげっそり
そういえば、大阪の美術館って、今まで入ったことがない。
国内美術館の多くに足跡をつけているけど、この雰囲気は初めてかもしれない。
ひと言で表現するなら"クソうるさい美術館”であるが、これも郷に入ったら郷に従えのひとつなのだから、仕方がない。

おばちゃんたちはまるで作品を観ることなく、まるで黙って鑑賞することが罪であるかのように、ただただ「ひよっこ」や「やすらぎの郷」の話題を語り合いながら出口へ急ぐ。
茶室開室まであと15分。
このくそばばぁ、否、ばばぁ、否、おばさんたちと一緒に茶室へ行くのは望まない。
隣接している資料室で美術本を読んで時間つぶしを決め込んでいたら、おばちゃんの一人が、
猫「待っているのもったいないから、新館へ先に行こうよ」と、仲間数人を誘って新館へと足を向けた。
マンモスラッキー。
新館まで彼女たちの足で5分はかかる。
それほど広い美術館なのだ。
これでしばらくは帰ってこない。
お蔭様で、貸し切りスタイルで茶室を歩き回ることができた。
フォト

さて、おばちゃんたちと入れ替わるように新館へ走る人
フォト
こちらには小さい展示室に7作品ほど。
モネ、ゴッホ、ピカソ、ルノアールと有名どころ満載。

フォト
《藤田美術館》『コレクション展』★5.
こちらは【一度は見たい名品のある美術館】
今にも崩壊しそうな木造2階建ての趣きある館内。
床からキュッキュッと足音が聞こえてくる。
展示品はそれほど多くないが、惜しみないほどの国宝・重要文化財の展示。
特に『曜変天目茶碗』湯のみ
焼き物や茶器のことなど、皆目分からないけど、この一品には足が止まり鳥肌を立てるほどの感動が産まれてきた。
宇宙。
恐ろしいほど深みのある茶碗に出遭うことができた。

さて、ここにも大阪のおばちゃんたちが、とにかく黙っていたら奈落の底へ落とされるような恐怖を抱えながらしゃべり続けての鑑賞中。
おいらときたら、その姿を目の当たりにして微笑ましさすら感じていた。
川崎オスカー、成長一途。

腹も減ったので、ランチタイムは藤田美術館を出て『太閤園』でリッチなレストラン。
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東京で云うところの八芳園や雅叙園な場所。
ひよこ「あまり結婚式場での結婚式をしなくなった、って言われてますけど、品格ある式場の人気はいまだ旺盛ですよ」とは、今日講演で会った地元民のお話し。
この日も、ブライダルの打ち合わせなのだろうか、幸せなうなカップルが手をつないで庭園を眺めていた。ふっ。

さて、美術館をもう1つ。
こちらは日が明けて5月22日、月曜日。
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"アベノハルカス初登頂指でOK”とガッツポーズをしていたら、チケット切りのおねえちゃんが、
ひよこ「梅田スカイビルへようこそ指でOK」と微笑んだ。
ハルカスじゃねぇのかげっそり

地上180mぐらいの空中庭園には外人さんばかりで、日本人の姿が見つからない。
そりゃそうだ。
誰だって今じゃ、アベノハルカス。
空中庭園(★1)のつまらなさは書くに及ばず、美術館の行き方を聞いたら、
ひよこ「一度1階へ降りて、隣のタワーから27階へもうやだ〜(悲しい顔)」と申し訳ない顔つきで教えてくれた。
縄梯子でもいいので、渡り廊下をつけておけよ。と、心の中でつぶやいた。

しかし、人間万事塞翁が馬。
1階に降り立ったお蔭で、安藤忠雄『希望の壁』に出会う。
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しかし、この前面空地が長距離バスパーキングとなっていて、安藤忠雄の作品は排気ガスにまみれ、全体像は高速バスの陰に隠れている。
作品が雑に扱われて愛すら感じない。安藤先生、不覚。
なぜ、引き受けた。

フォト
《絹谷幸二天空美術館》★4.5
絹谷幸二が誰かなんて、ちっとも知らないが、美術館に行って気がついた。
池袋の東京芸術劇場や渋谷駅のフレスコを手がけた巨匠。
200号のバカでかい作品が、所狭しと展示されている。

マイフェイバリットは『波乗りの七福神』
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なんたって月曜の午後、ほぼ貸し切りという人気のなさが心地よい。
大阪の美術館で、初めて静寂の鑑賞ができたのだハート達(複数ハート)



アートバスキア作品、入札合戦の末にゾゾタウン前沢氏が123億円で落札
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4583622
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