WBC準決勝。
東京ドームに2度駆けつけて、思い入れ強まった。
9時30分、期末対策で某業者さんに依頼していた件。
電話が入る

「ご提案いただいていた件、ご報告にあがりたいのですが午後イチでお寄りしても?」

「今日はWBCが終わるまで、誰も来ちゃダメだね。頼んでおいて悪いけど、カギ閉めとく

」
受話器の向こうで大爆笑の様子。
そんなに笑われること話したか?

「いや〜、今まで何十年も営業してましたけど、そんな断られ方されたの初めてですよ

」
可笑しくて笑いが止まらないようだ。
中継を観ていたが、菊池のエラーにも「これまでファインプレーしてきたのだから、全然大丈夫」だとか、熱男のエラーにも「これまでチームを引っ張ってきたのだから、全然大丈夫」と勝敗を離れて侍たちを温かく俯瞰している自分が居た。
接戦にしては、ちっとも勝てそうに思えなかった試合中だったし、熱男があっさり3球三振に終わった後は哀しみもなく、拍手でたたえる自分が居た。

「もう今年の野球が終わったようだよ。高校野球やっている最中なのに」と、『相棒』最終回を見ながらつぶやくワイフさんにも同感。
それにしても、毎度毎度ビデオ判定を許す試合は白けて仕方がない。

「もう審判なんて、ペッパーくんでいいよね

」と自虐気味。
さて、事務所(自称)14時。

「負けちゃいましたね

いや〜、WBC観るから来るなって、うちの営業所でも話題になってましたよ。すごいっすね」
興奮気味においらを尊敬のまなざしで見つめる営業氏
ダメを押してやるか。

「明日も10時から証人喚問だから、絶対に来るなよ

」

「惚れちゃいますよ」
営業氏の持ってきた提案はなかなかの優れもので、即決裁してあげて営業氏、さらに歓喜。
事務所を出て行く頃には、もうおいらを「教祖様」と仰ぐほどになっていた。
オスカーだもの。
おいらにとってのユーミン。
数年前、帝国劇場で見たユーミンLIVE付き田舎芝居の印象があれで、本気でLIVEに行くことなどないと思っていた。
袖摺りあうのも他生の縁。
鑑賞日程が決まると、ニューアルバム『宇宙図書館』を入手して予習の毎日。
1回目は違いの判らない雑曲という理解だったが、聞き込むごとに1曲1曲のイメージが湧いてきて、コンサート当日にはどんな曲が何曲目かをも理解できるほどになっていた。
そういえば、中島みゆきだってそうだった。
『夜会』なる、究極のナルシスト舞台を鑑賞したのが初中島。
マニアにしかわからないディープさに、ワイフさんと共に茫然自失。
ところが、昨年の初中島ライブでは望外の感動を得て、『夜会』との圧倒的な違いを思い知る。
昭和30年代や40年代育ちの女子たちが圧倒的シェアの県民ホール。
お蔭様で前方から8列目の絶好席に座るも、2列後ろには何と高校の先輩2女史が並んでいて、おいらを見張っている。ものすごい偶然だ。
ユーミンは、ステージ右に左に動いて、おいらたちにも手を振ってくれた
シノラーがデザインした奇抜な衣装に身を包んだユーミン。
プロジェクション・マッピングとダンサーたちが、新曲と共に視覚をも愉しませてくれる。
はとバス新入社員に対するベテラン指導員のようなスーツを着込んだユーミン、62歳。
厳しい高音にも一生懸命に、ファンを愉しませようとするプロ魂。
ユーミンのファンたちは幸せ者だ。
セットリストには、聴きたかった曲のいくつもが欠けていたが、小田和正や浜田省吾同様、ツアー開催ごとに追いかけてみたいアーチストにカテゴライズされたなう
ユーミン。いくつかの曲には、ほんの少しずつの想い出がある。

ユーミン・マイベストとsweet memories

翳りゆく部屋
★イントロ。松任谷正隆が奏でるパイプオルガンが印象的。
どこかの島で繰り返し聴いたこの曲が、あらためてユーミンの魅力を教えてくれた。

ひこうき雲
★映画『風立ちぬ』で流れたこの曲は、まさに名曲だった。
華やかな曲よりも、どうして寂しい曲が好きなのだろう。

SWEET DREAMS
★衝撃的なドラムは、時に中島みゆきのプロジェクトXと混戦する。
社会人になって数年目。この曲のバックには、どんな想い出があったのか、上手に思い出せないおいらも石原慎太郎。

ANNIVERSARY
★『ノーサイド』よりもこちらが上位。
『SWEET DREAMS』に続いて発表された楽曲なので、この時期のユーミンにどうも想い出が深いようだ。何をしていたのやら、タイムマシンにお願い。

DANG DANG
★実は、自分にとってユーミン=『DANG DANG』。
これは大学生時代の曲。同世代の女子たちは、おいらみたいな軟弱な大学生を置きさらしにしたまま、どんどんと、どんどんと大人になっていく。
この頃、カーステレオから流れるユーミンを聴く同級生たちがまぶしくて仕方がなかった。
恥ずかしくて多くは書けないけど、とにかく、その象徴が『DANG DANG』だった。
LIVEでフルコーラス聴きたかったけど、たぶん大きな涙が溢れただろうから、ほんのイントロだけで良かったとしておこう。
『宇宙図書館 2016-2017』(2017/3/21 神奈川県民ホール)★5.
1.宇宙図書館
2. あなたに会う旅
3.影になって
4.AVALON
5.BABYLON
6.夢の中で 〜We are not alone, forever
7.ひこうき雲
8.Midnight Scarecrow
9.リフレインが叫んでる
10.月までひとっ飛び
11.ルージュの伝言
12.何もきかないで
13.Smile for me
14.残火
15.満月のフォーチュン
16.破れた恋の繕し方教えます
17.真夏の夜の夢
18.ダンスのように抱き寄せたい
19.気づかず過ぎた初恋
20.GRAY
アンコール #1:
21.星になったふたり
22.メドレー (DANG DANG〜14番目の月〜守ってあげたい〜埠頭を渡る風〜真珠のピアス〜オールマイティー〜春よ、来い〜カンナ8号線〜DESTINY)
★ほんの少しずつのつまみ食い。ワンコーラスずつでもいいから、聴きたかった曲たち。
アンコール #2:
23.海を見ていた午後
★横浜会場ならではのアンコール曲。
今では、ソーダ水の向こうに見えるのは高速道路や倉庫街なんだけどね。
■侍ジャパン、2大会連続で準決勝敗退 米国に敗れる
(朝日新聞デジタル - 03月22日 09:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4488886
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