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2016年10月07日02:21

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映画日記 『SCOOP!』 『エミアビのはじまりとはじまり』

2016年10月6日(木)

『SCOOP!』(2016年)
大根仁:監督
笹島・109シネマズ名古屋

スピーディな展開で面白かった。

写真週刊誌の編集部を舞台に、落ち目の中年カメラマンを主人公にした群像劇。
序盤で『真夜中のカーボーイ』のラッツォを思い出させるしょぼくれたリリー・フランキーが、呆気にとられるシーンを経て、しだいに狂っていく様が見どころのひとつ。
終盤の凶相にはぞっとした。眉毛を少し剃り落としたのかなあ。
二階堂ふみがどんどんきれいになっていくところも見どころ。
滝藤賢一がおいしい役だった。


『メカニック:ワールドミッション』(2016年)
デニス・ガンゼル:監督
笹島・109シネマズ名古屋

ジェイソン・ステイサムのハズレなし!!
今回もその不敗神話が続いた。
さっきネットを見てたら、デニス・ガンゼル監督はドイツ発のヴァンパイア映画の大傑作『ブラッディ・パーティ』を撮っている人だった。

ところで、この日、新作『スター・ウォーズ』の予告編がかかっていた。
そこに東洋人が出てきたのだが、どうもドニー・イエンらしい。
ドニー・イエンはジェイソン・ステイサムと並ぶハズレなし男だ。
意表をついた、飛び道具みたいなキャスティングに驚いてしまった。
これは見に行かなくちゃ。


『エミアビのはじまりとはじまり』(2016年)
渡邉謙作:監督
今池・名古屋シネマテーク

50歳を過ぎた頃からテレビのお笑い番組を見なくなった。
漫才師たちの世界を舞台にしてたので、正直なところ私には合わないだろうと予想してたら、見事にうっちゃりを食ってしまった。
前野朋哉が「横浜ホンキートンク・ブルース」を歌った時点で、この映画を断固支持することに決めた。
映画の好き嫌いなんて、案外そんなものだ。

低予算ながら、とても面白かった。
黒木華と森岡龍のデニーロ話に爆笑。
安いギャラだろうと思うが、パンダにまでなる黒木華の心意気に拍手だ。


『シン・ゴジラ』 IMAX版上映 (2016年)
庵野秀明 樋口真嗣:監督
笹島・109シネマズ名古屋

見るのは2回目。
最初に見たあとで、mixi日記のあちこちで岡本喜八監督が登場しているぞ!とあった。
まったく気づかなかったのが口惜しかった。
それと、やっぱりIMAXで見ておきたかった。
今回はばっちり岡本監督を確認することができた。
前回は特撮シーンがすべてCGであると思って見てた。
今回、大画面で見たらところどころに昔流の“特撮”シーンがはさみこまれていたようだ。

本作には、いわば現在の日本映画を下支えしている役者たちがちょい役でばんばん登場している。
川瀬陽太と三浦貴大の『ローリング』コンビが仲良く出ていた。
私にとってはちょっとした発見だった。

久しぶりの4本立て。
なんだか調子が出てきた。



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