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2016年07月26日22:22

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《演劇》ブリーフ男おやじのヒトラー

下北沢。
サブカルチャーなどという山田五郎やみうらじゅんが好き好んで使うカタカナ語が似合う街。
アルコール好きなら、きっと長い夜も楽しめるのだろうが、ことさら下戸下戸のピョン吉カエル。
せっかくドアを開け放ち、粋なカウンターへのいざないを見せているのに、どんな顔して行けばいいのかすらわからない。
大学生時代、シモキタの街に紛れ込んで大人のBARで気取ってみたが、わずか30分で撃沈。
隣にいた女子が「どこかで休んでいく?」と言葉を掛けてくれたというのに、不覚にもへべれけな己をさらすのが怖くなり電車に乗って帰ったというトラウマ。池袋だったかも。
悪い記憶は100歳のじいさんのように、海馬の片隅にも残していない。

街を歩くと古着屋が目立つ。
ヴィレッジヴァンガードのようなガラクタショップや、ヴィレッジヴァンガードのガラクタショップ。
食事を選ぶなら、粋なカフェやレストランがいくつもあるというのに、おいらは『一龍』と『茄子おやじ』の2店舗しかしらないという欠点を持つ。ダメじゃん。
フォト
この日は、おしゃれに『茄子おやじ』。
マスターの頭がナスみたいだから、この店名が付いたとか付かないとか。
数年前に来た時は、もっとアートなカレーショップだったのだが、アート色が薄れていた。
どうした、なすおやじ。

演劇の街、下北沢。
駅前からOFFOFF、劇、スズナリや711。
いろいろと楽しませてくれたけど、やはり野に置け本多劇場。
加藤健一事務所にはまって通いつめた壮年時代。
マイベスト加藤健一の『松ヶ浦ゴドー戒』も、その頃の芝居。

いつからか、正統派・加藤健一を捨て、ケラリーノ・サンドロヴィッチに浮気をしたのは40を過ぎた頃。
恐ろしい顔としかいいようのない古田新太がテレビドラマに出演しはじめて、びっくりしていた自分がいた。
2007年、渋谷だったかな。
ケラ+古田プロデュース『犯さん哉』(★4.)
マドンナに中越典子を迎えたこの芝居、あろうことかステージに出てくる古田新太の90%がブリーフ一丁。
とにかく、マイライフ最強の意味不明なハチャメチャ(死語)舞台だった。
未見ではあるが、2011年『奥様お尻をどうぞ』を経て、今作ブリーフ3部作の最終章(←未確認)げっそり
フォト
『ヒトラー、最期の20000年〜ほとんど、何もない』★4.
副題にあるように、芝居のストリーなどほとんど、何もない。
前説の小芝居から、マルチスクリーンを巧みに駆使した映像構成、そしてステージ。
野田秀樹の上品な言葉遊びを100倍貶めたような、差別満載のダークなセリフ劇。
世の中を真面目に生きている人が見たら、そのまま召されてしまうほどものすごい。

ケラの芝居にありがちな、長くて何もない芝居。
それでもナイロン100℃を見たくなる、不思議な魅力。
ストーリーがヘタレでも、開演2日目でセリフがカミカミでも、★4は高評価。
大倉孝二、犬山イヌコ、そして相棒の「ヒマか課長」山西惇。さらに、マドンナとしていじられまくる女優さん。名前が思い出せないので、ニセ相武紗季(仮称)と書いておく。
清楚な若手女優さんなのに、身体の線ぴったりな全身タイツで、ロングおっぱいをぶらんぶらんさせながらダンスダンスダンス。
ここまでやられちゃ、★3はつけられない。
ケラリーノ、真骨頂。

カーテンコールも一度きり。
マゾヒズムな気持ちに浸りたければ、ぜひ鑑賞をオススメする。



■【衝撃】くら寿司がついに『カレーパン』発売!禁断の果実に手を出す
(しらべぇ - 07月26日 14:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=4112038
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