世界一の実力者が広島平和公園にやってきた。
オバマ自身のレガシー作りとはいえ、誠に素晴らしいことである。
彼の勇気を心からたたえたい。
隣に立つ安倍首相の努力も同じように讃えられるべきである。
敵ながらあっぱれ。
結局、自民党の仕事ぶりは立派だということ。
民進党(笑)を筆頭に、野党のだらし無さが際立つ今日の映像だった。
第二次世界大戦中の大統領がオバマだったら、どうであっただろう。
原爆を落とさなくても、大日本帝国のクソバカ軍部たちを抑えて平和を築くことができただろうか。
考えても仕方がない。71年前、確かに落ちてしまったのだから
ワイフさんはかねてから「日本人なら広島へ行って、その悲劇を目にしなければダメだ」と語っていた。
東北出身で、修学旅行が東京止まりだった彼女の、日本人としての夢が叶ったのは2年前。
いつもなら美術館や博物館に行っても、入口から出口まで、まるでウサイン・ボルトと競争するかのごとく、猛スピードで走り去る。
そんなワイフさんが、1時間以上も滞在し、鑑賞した平和記念資料館。
オバマ大統領、10分。

「何分でもいいのよ。来てくれたことだけで涙が出るわ

」
テレビに映る2年前に訪れた地を懐かしみながら、5月27日は日本人の多くにとって、感傷的な時間となった。
100点。
アメリカ大統領が、広島の地を踏んだ。それだけで満点なのだ。
来年1月になれば、確実にオバマ大統領は55歳の若さでその職を解かれることになる。
万が一、トランプ大先生が大統領になれば、彼は広島にやってきて「北朝鮮にミサイルを落とされないためにも、日本自身で核を持て

」と語るだろう。
クリントン、しっかりしてね。
閑話休題。
映画レヴュー
051『高度7000米 恐怖の四時間』★2.
高倉健の黒歴史。
或いは、元祖とんでも映画。
フィルムセンターに集まった180人満席の観客が、この映画の何に期待したのか。
ピストル持参で飛行機に乗り込んだあんちゃんが、あっさりとコックピットに入り込むし、機体が揺れ揺れなのに、ばあさんはシートベルトもせず歩き回るし。
『死刑台のエレベーター(笑)』(日本)並みの、ご都合だらけ作品でした。
びっくりした。
052『サウスポー』★3.
貧困の少年時代を過ごしたボクサーが鍛錬し世界チャンピオン。
ところが、その地位に安穏として、自分のミスで敗戦し、やぶれかぶれの男に落ちぶれる。
恋仲の力か、家族の力を借りて、さぁ復活。
こんな感じのボクシング映画を何100本と観てきたが、懲りもせずまた作りやがった。
ちょうちん評論家は「今までのボクシング映画とは全く違う感動」と書き連ねているが、何ひとつ変わらない。
誰もが予想できる展開のまま、予想できる終焉を迎え、エンドロールが始まった。
エンドロールは見ないで帰っても可。
そもそもキレることのない自分(←おいら)は、キレる人が苦手だし、キレる主役に感情移入が一つもできない。
普通のボクシング映画に、普通に感動し、★3.
ロードショーで慌てて観るものもったいない。
名画座・飯田橋ギレンホールで掛けられるのを待ってからでもいいだろう。
053『ディストラクション・ベイビーズ』★4.5
キレる映画は苦手なくせに、突き抜けると快感すら覚えてくる。
作品の肝は、柳樂優弥を筆頭に実力の若手役者が勢ぞろい。
女子は観るべからず。とにかく、めちゃくちゃだ。
『イエローキッド』(2010年・★5)が見事だった真利子監督、手を抜くことなくバイオレンスを撮り抜いた。
真利子監督といっても男性監督。小野妹子も男である。

米大統領が現職で初めて広島訪問、慰霊碑に献花 核なき世界訴え
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4014049
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