今年、幾度目かの名古屋旅行。否、出張。
10月17日、いよいよ夢叶う。

《日本中にあるスーラ作品を追い掛ける。》
いつからか自らに課したミッション。
これに比べればイーサン・ハントに課されるミッションなど、赤子の手をひねるがごとく簡単である。
だからといって、赤子の手をひねってはならない
さて、国内所蔵が確認されているスーラは以下の4点。
�.檗璽虍�術館(神奈川)『グランカンの干潮』
�△劼蹐靴淅�術館(広島)『村へ』
�3浚崙�動美術館(茨城)『踊る道化』
そして、これ。
�ぅ瓮福璽蛭�術館(愛知)『アンサンブル(サーカスの客寄せ)』
遡る今年の初夏、或いは晩春。
ふと訪れてみたメナード美術館には、予想通り多くの秀作が展示されていたが、スーラのそれは地下所蔵庫で眠ったまま。
睾丸鞭。痛ぇじゃねぇか
もとい、厚顔無恥を承知で受付のお姉ちゃんに語りかける。

「遥か川崎からスーラを追いかけてやってきました。どこかへ貸し出されてるのですかなう

」
所蔵カタログを取り出して調べてくれようとしたが、いかんせん1700点あまりの所蔵品。
お土産品担当お姉ちゃんでは対処仕切れずに、事務室からキュレータさんがやってきた。
もろちん、素敵なお姉ちゃん2だ
結局、スーラ作品は当美術館でもかなり高価な作品であり、常設展示はされないらしい。

「展示が決まりましたら、ご連絡を差し上げます。ご連絡先をこちらにお書きください

」
社交辞令の一つだろうと、期待もせずにメールアドレスを記載したのが4ヶ月ほど前のこと。
9月のある日。
メナード美術館キュレータからのメールが届く。

「ご希望の所蔵品展示が決まりました。10月1日から開催いたします企画展のうち、前期(10/1-11/8)のみの展示となります。ぜひ、お越しいただきますようお知らせいたします、云々」
ここまでされて、行かねば男がすたる。
それに、自分にはイーサン・ハントよりも重要なミッションをクリアしなければならないのだ。
愛知県小牧市、メナード美術館。
土曜日の午後、閑散な展示室。
モネやマネの作品に並んで、求めていたスーラの作品を見つけることができた。
形質を読むと『紙、鉛筆、ペン』
黒ペンの濃淡だけで象った点描画。
鉛筆は下書き程度に、縦横升目の罫線書きに使っている。
この日は、走る美術館妻も不在。
納得できるまで作品の前に留まること1分、3分、5分・・・
多くの人が、それぞれの作品に話しかけるように佇んでいた。
自然に2013年1月に訪れたメトロポリタン美術館の作品が浮かんでくる。
『サーカスの客寄せ』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1893163508&owner_id=8666179
メナード美術館の矜持。
足を留めて作品の前で深呼吸するのは、スーラだけではない。
今回が本邦初公開となるマグリット『宴』
メナード美術館、藤田嗣治コレクションのシンボル的作品『花を持つ少女』
美しい。
本邦アートのメッカ・上野の杜で、人の波に漂いながら印象派のヴァリュアブルな作品を見るも善し、遠路尋ねた美術館でゆっくりと贔屓作家の作品を睨みつけるも善し。
さあ、川崎に帰ろうか。
■あなたはどっち?田舎と都会、どちらが幸せになれる?
(Woman Insight - 10月18日 17:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=216&from=diary&id=3669162
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