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2015年07月04日00:50

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映画日記 『バトルフィールド』

仕事帰りの金曜日の夜は、アクション映画だ。
釈由美子が久々に登場する『KIRI〜』にしようか迷ったが、今日で上映終了ということで、これを見ることにした。

2015年7月3日(金)

『バトルフィールド』(2015年)
ジム・ウィードン:監督
駅西・シネマスコーレ

中世を舞台にしたモノトーンの映像から、秒殺で落ちてしまった『神々のたそがれ』の二の舞かと思ったが、そこはアクション映画だ。ちゃんと最後まで見ることができた。

ひとことで言えば、スタイリッシュな西洋チャンバラ時代劇。

中世のイングランドが舞台。
領主の暴政にあえぐ貧しい農民たちの前に、ある日、ひとりの剣士が現れた。
彼はたちどころに、暴れん坊の領主の馬鹿息子を人質にしてしまう。
その剣術の技と優れた知力に、農民たちは剣士を崇拝する。
ついには、彼をリーダーに押し立て、領主とその軍隊に自由を賭けた決戦を挑むことになるのだが・・・・

モノトーンの色調と血しぶき飛び散る剣劇アクションが、北野武版『座頭市』に見えてしかたなかった。
主人公の剣が、二刀流ながら、逆手斬りだったのが、なんとなく座頭市っぽい。

ちょっとした大作かと思ったら、意外とエキストラを含めて登場人物が少ない。
クライマックスに出てくる狂暴な刺客六人衆と主人公の二刀流逆手斬りの対決に期待がふくらんだが、あおるだけ煽っておいて、あっという間にケリがついてしまった。
やたらとスローモーションを多用しての上映時間86分というのも、大作というより小品。
小品というより、正直なところ、珍品だった。



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