新宿初台には「新国立劇場」。
そして、千駄ヶ谷で右往左往中の「新国立競技場」。
ところが、六本木は「国立新美術館」と“国立”が先に立ちややこしい。
ややこしいついでに挙げておくと、東京の三多摩地区、国立市。
都立国立高校は都立3羽ガラス(日比谷高校・西高校)のひとつ。
それならば、国立市立図書館もあるだろと訪ねてみたら、くにたち図書館が正式名称としてややこしさから開放されている。
それにしても総工費2520億円
7月1日午前0時に返済期限を迎えるギリシャの借金(16億ユーロ)とほぼ同額。
日本がこの債務を肩代わりしてやって、さらに星野リゾートとHIS(ハウステンボス)と阿部寛を送り込んでギリシャ観光の建て直しを図る
ついでに、すしざんまいを送り込めば、千客万来間違いなし。泣けてくる
同時に、2020年の東京オリンピックをアテネ開催に譲ってあげて、メイン会場は世界遺産のオリンピア。改修費不要、昔はそこでやったんだ、我慢しろ。
これで2520億円は返済不要になった。
まっさらになってしまった千駄ヶ谷の跡地は、バカの砂場として将来の世界遺産候補に残しておけばいい。
つまり、新国立競技場の改築をしばらくあきらめて、ギリシャ支援に買って出ればクソ安倍総理の名称から、クソの冠ぐらいは外されるだろう。
とはいうものの、キールアーチ設計料のほとんどが、森喜朗のふところと、森喜朗の胃袋へ消えてしまったのである(未確認)から、どれだけ著名な建築家が至極全うなことを言ったとしても、もう設計変更はまかりならない。
ギリシャの別債務期限も次から次へとやってくる。
やっぱり、だめじゃん
6月29日(月)15時30分。
《国立新美術館》『マグリット展』★5.
苦痛だけしかなかった省庁主催の勉強会(さいたま新都心)を抜け出して、やってきた乃木坂6番出口。
柔軟に行動ができる点については、クソつまらない時間を忍耐と諦観で冗費しなければいけない社奴たちとは違い、ひとつだけ恵まれた環境にある。
閉館までの時間は十分に確保できた。
チケット売り場に20人ほどの列ができていたが、気にするほどじゃない。
本日、最終日。
口コミで評判が広がって、入場総数30万人突破。
最終的には343,292人のうちの1人になることができた。
第1章から第5章まで時系列にマグリットだけを131点、贅沢な展覧会である。
no.118《大家族》(1963年)
入館後の第一印象。
男女比率2:8、そして来観女性客の美しさが際立っているということ。
印象派の展覧会は、どちらかというと年金GETなうのうめぼし婆●の姿が目立っているが、今日の六本木はかつてのジュリアナお立ち台を見上げている気分に陥った。
マグリットの作品を観るよりも、マグリットの作品を観ている女性陣に吸い付けられるおいら。まるで、マグネットのように。
no.31《不穏な天気》(1929年)
no.28《恋人たち》(1928年)
さて、代表作の一つ、アルンハイムの地所を眺めていたら見知らぬご婦人から話しかけられる。
残念ながらジュリアナ系女子ではなく、レストヴィラ系老女。

「ごめんなさいね。この解説には卵2個、って書いてあるのに、この絵には3個あるわよね。今日、最終日なのに、誰も間違いに気がつかなかったのかしら・・・

」
驚きの発見に、ややしたり顔の老女。
そんなわけがない。
シューレアリスムに定型的な解釈などいらないのだから、

「この3つのうち、一つは石なんじゃないですか?」と仕掛けてみた。
老女、「いし〜?」といぶかしげな顔、真剣に絵画を見つめるが“3つの卵”と断定してしまい、観念がかえられない。
そもそもマグリット本人が書いた解説文、読みくだしても何がなにやら意味不明のものばかり。
作品の題名すら意味がわからない。
鑑賞するものの自由な理解が正解であり、細かいことを気にする必要は、微塵もないはずだ。

「答えは、この作品と解説は別物なんです。この作品は1962年、解説が書かれたのが1938年ですから別の“アルンハイムの地所”があるんですよ」
うなずいて去っていく老女。おいら、山田五郎になれるかな。
1938年版《アルンハイムの地所》
no.39《目》(1932年)シカゴ美術館
この作品に限らず、どこかの美術館で見かけた作品が数点。
あるいは、表参道のMoMAデザインショップで偽物と出会っているのかもしれない。
海外に去っていった彼女と再会したような高揚感だ
そして、マイベスト・マグリット。
no.79《光の帝国�供奸�1950年)MOMA
息を呑んで立ち尽くす。美しくも不思議な昼夜の境界。
しびれました
普段、どれほどの展覧会でもめったに図録を買う気が起きないのだが、今回は1冊手にとってレジへと歩む。

「ただいま、レジまで20分待ちとなります

」と、似合わない帽子をかぶったにいちゃんからひと言。
スーベニアショップには、お土産を求める客でごった返し、3重にもとぐろを巻いて列を作っている。
やめた。
no.97《傑作、あるいは地平線の神秘》(1955年)
7月から京都へ巡回。
関西地区へお住みのマイミクさんへ、おススメの展覧会。
行ったら図録買って、送ってね
6月26日(金)15時30分。
《メナード美術館》『みどり図鑑』★4.
《地平線》(1938年)
先日、訪れたメナード美術館で鑑賞したマグリット1枚。
国立新美術館に貸し出されている『星座』よりも、素敵な作品だった。
メナード美術館へは、東名高速の終点(あるいは起点)小牧から、少々不便な場所にある。
雨の中、ジョルジュ・スーラの国内所蔵パーフェクト鑑賞を狙って、思えば遠くにきたもんだ。目当ての作品名は『アンサンブル(サーカスの客寄せ)』。
企画展《みどり図鑑》開催中で、素敵な作品にも出会うことができた。
《森の館》(岡鹿之助)
岡鹿之助には『雪の発電所』(ブリヂストン)、『村の発電所』(ポーラ)など、親しみやすい作品が日本の多くの美術館に所蔵されている。
今回企画のマイベストがこれ『森の館』ということ。
こじんまりした美術館。閑散という言葉がよく似合う。
最終展示室には著名な海外作品が15点。モネやピカソやシャガールに出会う。
この中にスーラが紛れ込んでいることを期待したものの、結果は鑑賞できずに広島美術館の轍を踏む
出口付近でフライヤーの整理をしていた館員さんに聞いてみた。

「スーラはどこやねん

」

「こちらへどうぞ

」
出口の扉が開き、受付に案内されてA4一枚の紙を出してきた。
もしかしてスーラ好きがばれていて、特別に所蔵庫へ案内してくれるのかな
という、期待もものかわ。

「こちらに鑑賞したい作品名、作者を記入してください。展覧会で開示が決まりましたらご連絡差し上げます

」
それは、それで嬉しいが、果たしていつになることやら。
おいらが記入したシートを読みながら、

「スーラのアンサンブル・・・ちっちゃい絵ですよね(笑)」
ちっちゃくたってスーラはスーラだ。鑑定団にだせば億の値がつくんだぞ。

「いつごろ、公開されそうですか?」

「ちっちゃいんでなんとも・・・」
ちっちゃいと言うな。1号でもおいらは酔える
■新国立競技場、くじ収益頼み 2520億円の半分?
(朝日新聞デジタル - 06月30日 05:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3491519
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