大人の事情

昨日、自治会の定例会がありました。
7月中ごろに自治会主催の夏祭りがあるのでその打ち合わせです。
定例会も終わりに近づいて雑然としているときにOさんが近づいてきた。

このOさんはうちの奥さんとは知り合いで何年か前に奥さんと一緒に自治会
の役員をしていた。
この時の自治会メンバーに強烈な人が多く、いまだに親交があり、深い絆でつながっている。
またそのOB会が自治会と管理組合に対して純然たる影響力をもってもいる。
影の圧力団体で、わたしはサロン的であまり好きではないと日頃言っています。

先日、そのOB会から意見交換会をしたいと奥さんに案内状が届いた。
案内状には自治会、管理組合経験者で意見交換会をしたいと書いてあったが、
案内状に書かれているメンバーはOB会の氏名しかなかった。
なにやら管理組合に対して意見があるらしい。
ただ、奥さんはそんな権力闘争には興味がなく、「出えへん」の一言で片づけた。
そんな経緯からOさんがわたしのところにやってきた。
奥さんは「出えへん」と言っただけで出欠届は出していない。

そのことをOさんに伝えると、じゃあ代わりにわたしに出てくれと言う。
いや、経緯も知らんし、メンバーにも入っていない、またOB会の人たちも知らない
と断るが、わたしのことも誰それさんも知ってるし、誰々さんも知ってると一々
名前を挙げるが、面識はあるものの果たして先方が知っているかどうかは怪しい。
出る出ないで散々すったもんだした挙句、根負けして「出ます」と言ってしまいました。

家に帰って奥さんに伝えると「なんで出るの、関係ないやろ」とお冠です。
確かにその通りなんですが、実はその経緯と内輪もめもみてみたいという気もありました。
結局、わたしが人質に取られたような感じで奥さんが出ることになりました。
いやあ、そのやり手の面々の言動を見てみたかったんですが。
もっとも門前払いされる可能性も十分にありました。