本●『「食の職」新宿ベルク』(ちくま文庫)
迫川尚子:著
新宿駅東口にある「BERGU=ベルク」というわずか15坪の飲食店の話。
年中無休で朝7:00から夜23:00まで。
喫茶と軽食にアルコールも出しているらしい。
しばらく東京に住んでいたので、何度も新宿駅で乗り降りしたことがある。
そういえば、通りすがりにちっぽけな喫茶店を見たような気がするのだが、それが「ベルク」だったのかどうかは定かでない。
とにかく、15坪の店で1日の客数が1500人というからもの凄い。
仮にひとりが1000円つかえば、150万円の売上だ。
まあ、新宿駅という立地もあるが、狭い厨房でのやりくりなどを想像すると、並大抵のことではないはず。
メニューが200もあるというから驚きだ。
コーヒーはもとより、パンやソーセージは特注とのこと。
一度、訪れてみたい。
もうすぐ、夏の青春18切符の季節がやってくる。
西国三十三ヶ所も回らなければならないが、「ベルク」も魅力的だ。
西へ行こうか、東へ行こうか。
いまがいちばん楽しい時期。
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