名作の再上映企画『午前十時の映画祭』が始まったのが2010年。
当時、上映する作品の参考にとTOHOが行った一般からのリバイバルリクエストのベスト10が以下の通り。
1.ショーシャンクの空に★
2.サウンド・オブ・ミュージック☆
3.ニュー・シネマ・パラダイス★
4.フォロー・ミー★
5.風と共に去りぬ☆
5.ローマの休日★
7.スタンド・バイ・ミー★
8.2001年宇宙の旅★
8.小さな恋のメロディ
10.E.T.★
《★=2010年上映 ☆=2011年上映》
そして、今回ようやく8位の『小さな恋のメロディ』が午前十時に選出されて公開されることになった。
この作品はワイフさんにとっても、洋画ベスト1,2の大好き映画らしい。
一足先に平日の午前十時に“おひとり様鑑賞”してきている。
鑑賞後のLINEが流れてきた。

「やっぱり、マーク・レスターは可愛い

」

「おじさん、おばさんだらけで、ほぼ満席だった

」

「おとうさん(←おいら)向きではないね

」
『小さな恋のメロディ』(1981:英)★5.
ワイフさんから「お父さん向きではない

」と釘を刺されても、この映画は絶対に見に行くつもりだった。たとえ日々が激務であったとしても。
本国のイギリスも、アメリカも全く評価されずに終わったこの作品が、なぜだか日本では大ヒット。
まるで、本国では全くスルーだったクイーンやKISSのデヴュー当時のような日本向きのアイテムなのだ。
邦題も好印象だったのだろう。
たかが8歳だったおいらでも、姉貴が買ってきた映画雑誌「スクリーン」のトレイシー・ハイドの可愛さを知っていた。
おそらく初見は、杉田かほるが吹き替えを務めたテレビ放映か、或いは名画座にて。
ビージーズのサントラは印象強いが、映画の内容はほとんど記憶にない。
トロッコのラストシーンぐらいしか。
メッカ・日本橋の連日満席札止め情報を聞いていたので、前々日予約済み。
4月11日、土曜日の午前十時。
自宅を出る前に、ワイフさんから「わたしももう一回、行こうかな

」と、つぶやかれたが、

「残念だが、もう満席みたいだよ

」と残念そうに答えを返し、映画よりもヨガを薦めておいた。それ以上に他意はない。
TOHOシネマズ上大岡、こちらは6割ほどの客埋め率。
想像以上に同年代、或いはそれ以上の人たちばかり。
イギリス、ロンドン。古臭い映像が流れてきた。
そして、早々にビージーズ《melody fair

》
断片的に幾つかのシーンを思い出す。
そして、自分たちが中学生だった頃がよみがえる。
40年も前の途切れとぎれの記憶。
この映画は、ストーリーを味わう作品ではなく、ノスタルジーたっぷりに青春時代を〜それも、多感な中学生のころを〜誰かと一緒に浸る映画のようだ。
できるなら当時の初恋の人と、手をつなぎながらこの映画を観ることができたなら、それは僥倖な2時間に違いない。
ワイフさんの予想「お父さん向きではない

」は、きっぱりとハズレである。
なぜなら、映画の内容ではなく、鑑賞できたシチュエーションだけで★5.なのだから。
せっかく生まれてきたノスタルジーを留めるために、動物園やフラワーフェスティバルにも巡ってみた。必然的に、そういう気にさせてくれる映画だった。
youtubeで《若葉のころ

》を聴きながら書いている。
もう一度、観たくなってきた
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』★5.
イニャリトゥ監督作品は、やはり自分に向いていた。
但し、賛否両論あるのも事実。
週刊新潮映画評では散々けなしていたLiLiCoが、TBS『王様のブランチ』でベタ褒めしていたように、ひとりで賛否両論している不思議な評論家もいる。
アカデミー賞作品賞に納得。そして、本国アカデミー賞会員のプライドに敬服する。
比べるのもおこがましいが、日本アカデミー賞(笑)では、絶対に選出されることのないセンスある逸品。
不思議なカメラワークと、徹底したブラック&シュールなコメディ&サスペンス。
様々なアイロニィが胸をすく。
エマ・ストーンが腰掛ける屋上から見えるマジェスティック劇場が懐かしい。
『JIMI:栄光への軌跡』★4.
ジミヘンを演じたアンドレ・ベンジャミンの好演には★5.
ヤク中ミュージシャンの伝記映画は亡くなるまでのボロボロな人生をしっかり描いて、エンドロールを迎えるものだが、本作は寸止めの舌足らず。
期待していたモントレーに向かうシーンでTHE ENDとなる。
THE WHOのエピソードを期待していた自分にとっては、減点1もやむなしか。
劇場に掲示されていたシーナ亡き後のシーナ&ロケッツ・鮎川誠氏のコメントを盗撮してきた。
カネをもらっているので、ベタ褒めである。

27歳男性会社員、毎日が退屈で仕方ない……どうすれば楽しめますか?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=3367682
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