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2014年11月30日09:18

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映画日記 『好色一代男』 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

2014年11月29日(土)

『好色一代男』(1962年)
増村保造:監督
駅西・シネマスコーレ

雷蔵祭の1本。
お目当ては、市川雷蔵でなく若尾文子。
それなのに、なかなか出てこない。
終盤のなってようやく登場。
やっぱり綺麗だ。
若尾文子が出てきただけで満足なのだが、映画も面白かった。
原作は井原西鶴の有名な作品。
と、いっても読んだことはない。
映画を見て、原作を読んだつもりになるのは危険ではあるが、人生の中で読書に割ける時間が残り少なくなってきているので、これはこれでありがたい。

大坂にある商家の道楽息子・世之介が、数々の女性遍歴を重ねた末に、ついには女性だけが住むという南方の女護が島へと旅立っていくという話。
江戸時代の男性版“ニンフォマニアック”の、なんと明るいことよ。

ちなみに、ありとあらゆる性具と精力剤を詰め込み、意気軒昂と船出する世之介は、このとき齢60歳であった。なんと、今の私と同じ年だ!!

がんばらなくちゃ。


『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(2014年)
オリヴィエ・ダアン:監督
駅西・シネマスコーレ

モナコ公妃となった女優のグレース・ケリーが大芝居を打って、ひひ親爺のド・ゴール大統領にひと泡吹かせるという話。

モナコ公国とフランスの関係をまったく理解していなかったことを、この映画を見て痛感した。
税金の話は、いまひとつ飲み込めなかったが、少しは勉強になった。


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