なんばパークスシネマで鑑賞。かなり面白かった。
しかし、あまり大勢の興味を引く題材とは思えないこの映画をお勧めするためには、完全ネタバレで説明するしかあるまい。
舞台はLEGOブロックで作られた世界。主人公は平凡な建設作業員。主人公の前に突然黒ずくめの美女が現れ、あなたは予言された選ばれし者であり、世界を救う力があるのだと言う。二人は様々はLEGOワールドで冒険を繰り広げることになる。
ようするにマトリックスみたいな話なのだ。なので、マトリックスの舞台がコンピュータ内の仮想空間であったのと同様に、この映画も終盤で意外な真実が明らかになる。
・・・実は、この世界はLEGOブロックで出来ていたのだ!
とある家庭の父親が地下室に精密なLEGOジオラマを作り、その息子が父親に隠れてこっそり地下室で遊んでいたのだが、自慢のジオラマを壊されるのを恐れた父親は、すべてのLEGOブロックを接着剤で固定しようとする。だが、それは自由に組み立てて遊ぶLEGOブロックにとって世界の終りと同義だったのである。
地下室いっぱいに飾られたジオラマの統一的な世界観をぶちこわす息子のデタラメなLEGOブロックを見て、
父親「これは、おもちゃじゃないんだ!」
息子「でも、おもちゃ屋で売ってるよね」
父親「ぐぬぬ」
だが、父親も息子が組んだハチャメチャなLEGOブロックを見ているうちに、それらが生き生きとして見えることに気付く。そうだ!LEGOブロックは自由な発想で作っていいんだ!これを観た誰もがLEGOで遊びたくなるに違いない素晴らしい映画なのだ。
CGアニメであるが、画面上のすべてが実在のLEGOブロックで再現可能であるらしい。「バットマン」を始めとするワーナー映画キャラが総動員なのも楽しい。モーガン・フリーマンやリーアム・ニーソンが声優を務めているのも話題だが、日本公開はほとんどが吹替版。森川智之、山寺宏一といったベテラン声優8人が150以上のキャラクターの声を演じている。山ちゃん無双アンドみゆきち無双なのだ。
監督は「くもりときどきミートボール」のコンビ。ナンセンスギャグが楽しくて、決して子供だけのための映画ではない。本当に面白い。
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