これは酷い。酷いくらいに姦しい。
上映前の録り下ろし声優コメントの時点から「キャー」。長く続いたスポーツ漫画だけあって、やたらと登場キャラが多く、それぞれに人気があるのであろう。新たにキャラが登場する度に「キャー」。カットが切り替わるだけで「キャー」。
「なのは」絶叫上映の場合は、ウケ狙いの絶叫のせいで、比較すればこちらより酷い状況であったかもしれないが、「テニプリ」の場合は素直な歓声が序盤からまったく途切れることがなく、それはそれはもう姦しく、こちらも相当に酷い。前の席の女の子が、開始10分ほどで「この映画、疲れるわ」と言っていたほどだ。
ただ、「なのは」や「BASARA」と違って、ツッコミや合いの手は少なめ、というかほとんど聞こえ無かった。その代わり、ひっきりなしに嬌声がそこかしこで上がる。はっきりとは分からないが「BASARA」よりも客層が若いのかもしれない。
映画の内容自体は普通に面白い。自分は原作1巻と実写映画、あとアニメではテニスの試合中に恐竜が走ってくるということくらいしか知らない初心者だが、結構楽しめた。特に後半、敵地に乗り込んで、テニスとは似て非なる、ルールがよく分からない何かの試合をしているシーンではニヤニヤが止まらなかった。
ただ、戦いが終わって、倒れている美形敵キャラ二人に朝陽が射すと「キャー、朝チュンや朝チュン!」と大騒ぎするのは如何なものか。わけがわからないよ。
映画が終わって、前の方の席で「おもろかったー!」と誰かが言っていたが、お前らの方がよっぽどおもろいわ!と、心の中で突っ込まないではいられなかった。
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