関東より一週間遅れの公開。
若干のコレジャナイ感を漂わせていた「ランド・オブ・ザ・デッド」、「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」の後を受けて、わりと期待値が低くなっていたためだろうか。ロメロ監督の新作ゾンビ映画はなかなか楽しく鑑賞できた。
おそらく娯楽映画としてのゾンビ物に徹することにしたのだろう。「ランド」の首の皮一枚でつながっているゾンビや「ダイアリー」のかっこよく潔いおっさんなど、前々作・前作で好評だった要素をパワーアップしている。工夫を凝らしたシチュエーションで襲ってくるゾンビやその撃退法、基地外オヤジ集団の暴走といったところが面白い。
才能ある若手が新しいゾンビ描写を開拓したり、メジャーの大作でゾンビ映画が作られたりする中で、本家本元のロメロが低予算のまま王道路線を貫くのは厳しいと感じていたところに、意外な変化球の新作だった。これはなかなか良いものだ。
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