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2022年06月08日20:38

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《アート》点描との出逢い

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『ブローニュ=シュル=メールの月光』(レイセルベルヘ:1900)
とにかく、このタブローの前に佇むこと。それだけでいい。それだけでわかるから。

自分が絵画に大きく目覚めていったのは、ふと上野の美術館に立ち寄って、シニャックの1枚に出会ってから。
40歳代前半、思えば人生の分岐点…決して大げさではあるまい。
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『サン=トロぺの港』(シニャック:1901-02)
なんて美しいのだろう。何度となく観てきた1枚。
時には美術館の窓口で「今日はシニャックの展示してますか?」なんて、問うたことさえある。
それまでの人生、それこそモネやゴッホしか知らずに生きてきて(←謙遜)、点描の何たるかも知らずに過ごしていた。
シニャックとの出会いは、自然にスーラとの触れ合いに結び付き、2010年には一気にシカゴ美術館へと、スーラの大作鑑賞までつないでいった。

2015年、別の上野のミュージアムにポスト印象派の連中がやってきた。
贅沢な点描画。スーラやシニャック、エドモン・クロスとともに出会ったレイセルベルヘの『ブーローニュ=シュル=メールの潮汐』(1900)。
面影すら記憶にないが、きっと、ますます幸福感のサイズが広がっていったに違いない。
クレラーミュラーはもとより、ヘルシンキ AMOS REX でも、きっと見かけている。
嗚呼、早くクソプーチンカスがこの世から去ればよい。さすれば、ベルギーにだっていつでも行けるというのに飛行機
   
《承前》
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西洋美術館リニューアルの鑑賞はまだまだ続く。
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レイセルベルヘへの情愛は、シニャックの初見作品『ポン・デ・ザール橋』すら凌駕する。比較などする必要のない美しさの競演。
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『モンタナ湖から眺めたヴァイスホルン』(ホドラー)
アニメのような青空、或いはバーコードのような白雲。ドイツ所蔵につき、間違いなく初見。
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『ケイテレ湖』(カッレラ)
圧巻だった。フィンランドの作家ゆえ、フィンランドの湖であることは必然。
空景を映す湖面に、流れるようなシルバーのボルドライン。
不自然さを全く感じない北欧の情景。
どうしたって語らずにはいられない2019年、Lake Laajalahti の湖畔に佇み、超濃厚のスムージーを傾けながら現地のおっさんのインチキ日本話を聞いていた、あの時のこと獅子座天空に浮かぶ雲は、まさに二三雲。
このステキな作品が西洋美術館所蔵だとは、また一つ、上野が好きな理由ができた。
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『刈り入れ』(ゴッホ:1889)
圧倒的な点描画の前に、ゴッホも沈んだわけではない。
贅沢なマチエールは、その当時の作家の哀しい心情をカンバスに載せている。
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イヴ・タンギー『恋人たち』。
感性が豊かで、心持ちも華やかであれば、きっと水底に揺れる白い海藻が LOVE のシンボルであることに気が付くのだペンギン
白と黒、恋人たち。

まだまだ記録と記憶に残しておきたい作品がある。
眼福だらけの日々。西洋美術館に、もう一度通うのだろうか。
(つづく)



■人口800人の限界集落がかけたNFT デジタル村民、リアル住民上回る「葛藤ある」それでも突き進む理由
(ウィズニュース - 06月08日 07:00)
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