監督は「アイアンマン」のジョン・ファヴロー。製作総指揮は言わずと知れたスティーブン・スピルバーグ。主演はジェームズ・ボンドことダニエル・クレイグ。共演はインディアナ・ジョーンズことハリソン・フォード。これで期待するなって方が無理だ。
ところが実際に観てみると、単なる凡作だった。
これがインディーズ系低予算映画だったら、これはこれでいいと思えたかもしれない。最近の映画だと「スカイライン-征服-」なんて期待せずに観た分そこそこ楽しめた。でも、これはそれなりに大作映画なのだ。自然と許容ラインは引き上がる。なのに杜撰なシナリオ、突っ込みどころ満載の展開。アウト。
西部劇とSFの相性ってそれほど良くはないとは思うけど、だからこそ宇宙人とガンマンの戦いを面白おかしく見せて欲しかった。高速飛行する物体に馬で追いついて飛び乗るとか、序盤では銃で撃たれても向かってきた宇宙人を、終盤では棍棒と槍で倒すとか、一度死んだヒロインがあっさり生き返って「自身を治療できなかったから」とよく分からない言い訳をしたりだとか、敵は夜行性だからと作戦立てたのに、宇宙人が平気で太陽の下で走りまわってたりとか、最終決戦の乱戦の中で、死にかけの男が恩人に別れの言葉を告げる間は宇宙人も遠慮して襲ってこないとか、いろいろあるけど、とにかくキャラの行動にいちいち説得力が無い困った映画なのだ。荒野の無法者たちが決死の作戦に協力する理由も不明瞭だが、敵地に爆薬を仕掛ける時にマッチをバラ撒いたアホは何のためにそこに居たんだ?(もちろん、ほんとは分かってる。マッチをバラ撒くだけのために居たのだろうさ)
と、こんだけ書いたら、自分は結構この映画を楽しんで観てたような気がしてきた。上の文を読み返してみても、そう思ってしまう。うん、楽しい映画なんだよ、きっと、これは。楽しんだもんが勝ちだ。
少なくとも、ダニエル・クレイグのファンは素直に喜べるんじゃないかなぁ。。
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