第七藝術劇場は、大阪十三にあるミニシアターだ。多くのミニシアターが閉館していく中でも、かろうじて残っている古いタイプの映画館である。
今まで行ったことがなかったのだが、たまたま上映予定の中に「ザ・クレイジーズ」のタイトルを見つけた。しかも、3月27日の1日限り、1回切りの上映となっている。これは丁度良い機会かもしれないと思い、行ってみることにした。
ちなみに「ザ・クレイジーズ」はジョージ・A・ロメロが1973年に放ったパニック映画であり、リメイクされた同タイトルの映画が現在アメリカで公開中でもある。
生物兵器が漏洩して一つの街が侵される。感染者は死亡、あるいは正気を失い、多くは凶暴化する。軍は街を封鎖し、政府は事態の隠蔽に核兵器の使用を検討する・・・といったストーリーは、今となってはわりとよくあるパターンであるが、1973年当時は非常に衝撃的であったらしい。
自分は、当然リメイク版の先行上映だと思って観に行った。まぁ、よくよく上映予定を見れば分かったことなのだが、思い込みというのは恐いものだ。予告編の後に始まった本編は、つい数ヶ月前に買ったばかりのオリジナル版DVDと同じシーンで始まる。なんだかオリジナルに忠実なリメイクだなぁ・・・って違うやん!数分してから勘違いに気付いた!オリジナルそのものやん!
時間と金を無駄にしてしまったかなぁ。まぁ、映画ファンとしては映画を劇場で観ることに価値があると思いたいし、大きな画面で観られて良かったと、自分に言い聞かせることにするか。
第七藝術劇場は、座席が100もないほど狭く、上映前のアナウンスが肉声という、なんとも古臭くて懐かしい感じのする映画館だった。うん。行って良かったよ。
ログインしてコメントを確認・投稿する