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2026年09月10日17:17

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映画 『Backrooms』~1

9/9(水)、久しぶりにTOHOシネマズ浜松で映画を観る。
『バックルームズ』、2026年の米国ホラー作品。

フォト

監督ケイン・パーソンズ(2005- )は19歳で本作の撮影を始めたという。
2019年、ネット上の匿名掲示板サイト「4chan」に「どこかおかしいと感じるような不穏な空間画像」の投稿が募集された。
多くの画像が掲載され拡散され「The Backrooms」と名付けられた。それぞれの画像には、様々な夢想やら階層が付け加えられ、一種の都市伝説のようなものに膨らんでいった。ここから派生した映像作品やゲームもある。
2022年、当時16歳だったパーソンズもこの展開に魅せられ、自作短編動画『The Backrooms(Found Footage)』をYouTubeに投稿した。これは現在再生回数9000万回を超え、シリーズ動画制作は続いている。
これを長編映画にしたのが本編である。

1990年、主人公クラークはシリコンバレー近郊のニュータウンで「海賊クラーク船長の家具帝国」を営んでいる。
元は建築家になる夢を持っていたが果たせず、家具屋の経営もうまくいかず、妻とも離婚した。家は妻に渡し、今は店内に寝泊まりする始末。
若い店員のボビーとキャットに手伝わせ、自分が海賊役を演じ、店のCMビデオを制作してみたがパッとしない。客も増えない。
店の電気代が急に膨らんできたため、電気工事店に見てもらうが、回線に問題はないと言う。ただ、大型電気ボックスの中に1つだけ斜めに付けられたスイッチがあり、何故こんな風に設置したのか問われたが、クラークに記憶はない。

たくさんの不満・不安を抱え、メアリーという医師のセラピーを受ける。
原因について尋ねられると、それは自分の外にある筈だと主張し、クラークは次第に腹が立ってくる。

ある夜、いつものように店内でTVを見ていると、雑音がして電源が突然切れてしまった。TVを叩いても何ともならない。
イライラして店内を歩き回るうちに、正面の広い壁の隙間から光が漏れているような気がした。
そんな所に壁や柱の継ぎ目はないし、隙間もない筈だ。
眼の向きによって、その光は見えなくなる事もある。
壁に近寄って眼を凝らして見ると、確かに光が漏れてくる。
そこに手で凭れかかると、クラークの身体は壁を通り抜けて、向こうの空間(Backrooms)の床に倒れ込んだ。
驚いたクラークが立ち上がって壁に戻ると、また彼の身体は家具店内に戻った。
こんな所に別室などなかった。恐怖を感じつつ、彼はまた壁を通り抜けた。
その向こうにある空間は、全面黄色い壁紙とカーペットで覆われ、ジジジと微かに鳴る蛍光灯。
空間は通路が延々と奥の方迄続き、間仕切りは不合理に並んでいて、人影はない。
突然鳥が飛んできて、クラークは慌てて避ける。
どこ迄行っても空間は終わらない。
帰り道、柱にぶつかった鳥の死体を見つけた。

翌日、メアリー医師を尋ね、出来事について話し、昨晩歩いてみた限りの空間のスケッチも見せたが、埒が明かない。
クラークは腹を立てて、帰ってしまう。
彼はボビーとキャットのアパートを訪れ、ビデオカメラを持たせて店へ、例の空間を録画しようという魂胆だ。

同じ壁の入口から入ってみると、空間は昨日より拡がっているような感じがする。

フォト

壁や床のあちこちに空いた穴。
構わずに進むと、脚の長さが異なる椅子。
砂に埋まったスニーカー。
広間に入れば、妙な形の家具が山のように積み上がっている。
怯えるボビーとキャット。

壁の縁に蓋をされたような部分を見つけ、クラークが無理やりそれを剥がすと中にはナップサックがあって、IDカードが1枚見つかる。知らない顔だ。

更に行くと、壁に下り坂の穴(通路?)が開いており、ビデオカメラを持ったボビーに腰ひもを付けて下ろさせた。
妙な音が下の方から聞こえてくる。風か?
湿っぽい空間、臭い古着があちこち山のように積まれているらしい。
突然悲鳴を上げたボビーが穴を這いあがってとこようとするが、結局滑り落ちていってしまう。
ロープに反応はなくなってしまう。
怖れたクラークとキャットは逃げ帰ろうとするが、途中ではぐれてしまう。

(続く)
 
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