今日も変わらずにチョコミント
31種類もあるのに、もはやワンアイスクリーム
《アートレビュー》
奇しくも5月2日。
涙雨、というよりは号泣雨の降る中、小さな約束を守るために出掛けた価値のあるイベントだった。
『WHAT CAFE EXHIBITION vol.41』(WHAT CAFE)
寺田倉庫の呼びかけに、小さなギャラリーが集まって”紙”を主題とするマーケット。
開催期間はGW3日〜6日のわずか4日間。
この日は前日のレセプションにつき、片手にワイングラスを持ちながら、いな、アップルジュースの缶を持ちながら、悠々と鑑賞できる贅沢な時間。
知っている作家さんは極めて少ない。
その中のひとり、山本雄教はいつものようにコイングラフィック。
寺田倉庫プロデュースのグラフィックアーティストがもう1人。
商業デザインを仕事にしていたが、サイドでGDにチャレンジしたらインスタだかパンストでバズッたらしい。
作家さん曰く、「発表する場がイージーになりました。その分、ひしめき合って競争もキツいですけどね」。なるほど。
ネームカードをいただいて、調布あたりの楽しそうなギャラリーへの訪問を約束する。
意外とこんな小さな約束でもしっかりと守る。
ひと通りのギャラリースペースを周回。
アペリティフでメガギャラリーを観てきてしまったので、いささか迫力に欠けることは否めないけれど、食指の動く作品にも出会えたりする。
知人から声を掛けられて、最近のアートホテル事情を伺った。
トランプ関税の影響も聞きたかったけれど、とりあえずはドメスティックなビジネスらしい。
マイベスト。
ようやく、招待主のギャラリストに声を掛けて、アーティストさんの紹介をいただいた。
ほんとうなら、あと2人ほどの所属アーティストを紹介したかったらしいのに、おいらが1人目の作家さんに喰いついて、ずっとマンツーマン。
高校の図書館で司書として働く傍らに、版画を中心とした作品制作に勤しんでいる。
ポートフォリオを見て驚いた。
”いい作品”が並んでいる。
色気を出して訊ねてみた。

「いま、どこにあるの?」

「実は持ちきれなくて捨てちゃったんです(涙)」
憤怒の河を渡る。

「たとえは悪いが人殺しと同じだ

」(←悪い)

「たくさんの人から叱られました

」
とはいえ、音楽や小説と違って、世に出ない、或いは売れなかった作品を所有し続けるのは極めて大変な世界。特に、彼は現代アートらしい大型作品をいくつも作っている。
芸術家の悲哀。彼と1時間に亘り話をしながら、そんなシンパティシィを感じていた。
彼を応援してくれている大御所の名前を聞いて驚いた。

「大学の時に教授として教えていただいた宮島達男先生が、応援してくれています

」
彼の作品を自身の応接に飾っているようで、GW中、このマーケットにも来てくれるらしい。
それを機に、福島の新しい美術館の話、ドネイションによるアート作品参加についての話、なんなれば田根剛という建築家の話題まで。
尽きることなく話していたら、結局はエンディングタイムが迫り、ギャラリストに感謝と別れのご挨拶。

「まだ居たの(笑)?」
笑顔で見送ってくれた作家さんとギャラリストの友人。
間もなく天王洲の夜空が雨上がりになることを、伝えることを忘れていた。
5月2日とは、毎年そういうものなのだ。よしひこ。

サーティワン「推しフレーバー総選挙2025」結果発表! 2位は「バーガンディチェリー」、1位は?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=8305503
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