今夏、香港へ行って最も苦労したのがガイドブック。
日本の書店に行っても、或いは楽天ブックスで探しても2019年版が一番新しく、それ以降の更新がされていない。主目的である2022年に開館したばかりのミュージアム《M+》のガイドはまったく見当たらず、開発急の西九龍も同様にノーガイド。
コロナを理由にするには『韓国』や『台湾』は2023年版が発刊されているから、否定が正しい。
旅行中は地元の人たちの優しさに触れて、満足な訪香であったけれど、何か一つ間違えれば捉えられるリスクのある国の一つ。行くことができて幸せだった
習さんがトップに立っている間は、もう香港に行くことはない。

アートレビュー
『追悼 野見山暁治展』(みぞえ画廊)
6月に102歳で逝去した巨匠の追悼展。
田園調布の駅から通称・小遊三通りを高級住宅街へと上がっていく
とにかくこの季節、イチョウの落葉が強烈な匂いを放っていて、坪250万円の土地にケチがつく。
『絶筆』(2023年)
没後のアトリエに置かれていた完成前の絶筆が5枚ほどあっただろうか。
遺族から整理を委ねられた画廊の蒐集作品。
和室にちょこんと置かれた作品に一目惚れ。
所有している三岸節子『花』の隣に置いてみたい
新刊されたばかりのシリーズもの最終回『最期のアトリエ日記』は、これからの愛読書。
6月4日に日記が掉尾を飾り、6月22日、鬼籍に入る。
初日の記念イベントとして、コレクターであり美大で教鞭を執る宮津大輔氏が、画廊マネージャーとともにトークショー
1時間。あっという間に過ぎる興味の多い豊富な話題に、喜びと少しの寂しさを感じていた
翌日、つまり今日12月10日が還暦の誕生日だという宮津教授。
おいおい、同級生か。貫禄に負けた
マネージャーとも挨拶を交わし、2023年に引き続き、来年もの野見山暁治特大カレンダーを頂戴した。
実り多きトークショー。
田園調布のコレクターご婦人たちの不景気知らずの会話が印象的
ダンサーの聖地・名古屋白川公園。
ここにあるフラナガンのウサギの前で、華麗なポーズを取ることがダンサーたちの夢になっているらしい
『福田美蘭 美術ってなに?』(名古屋市立美術館)
野見山暁治の60年ほど後輩にあたる芸大出身現代アーチスト・福田美蘭。
数年前に開催された千葉市美術館での個展にも引けを取らないほど充実した一人展。
彼女の作品を楽しむには、少し以上の芸術の知識があると、より深く楽しめる。
一体、どんな作品のパロディなのか。
ミレーと岸田劉生。キャプションを読めば答えは見つかるけれど、さらに楽しみが増してくる。
『松竹梅』
ちょうど(自称)うなぎ月間としてた11月に訪館。
この日、名古屋で食した松重は、うなぎ月間4杯目の成果だった。
世界で一番嫌いな政治家がクソプーチンチンと、今は亡き安倍ちゃん。
山上被告にお願いして、プーチンチンも撃たれればいいのに。
平日の15時から閉館間際まで100分。
2周廻って福田美蘭を堪能した。ガラガラというわけではないけれど、混雑もなくストレスフリーの鑑賞ができた。地方美術館の優しさ。
閉館の音楽がなるまでコレクション展で、残り時間を有意義に使う。
第3展示室(仮称)で実施されていた所蔵品修復の生公開。
たくさんの色彩が載せられたパレットを親指で掴み、小さな筆で一つ一つの傷を治していく。おいらには絶対にできない気力勝負の大仕事。
このような仕事人がいるからこそ、名画を常に心地よく鑑賞できる。
クソ環境活動家にも見せてあげたいよ。
三岸節子を1枚見つけた。嬉しい出会い。
■「香港のいま」27歳“民主化の女神”が語ったこととは―?【風をよむ】サンデーモーニング
(TBS NEWS DIG - 12月10日 13:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7669074
ログインしてコメントを確認・投稿する