地上53階に積み藁。
美しきインスタレーションを美しいと思える自分自身が嬉しい。
六本木。
まずは北の美術館。
『大巻伸嗣 真空のゆらぎ』(新国立新美術館新)
大きなインスタレーション2題とデッサンや小作品が適度に。
これで無料。
『Gravity and Grace』
きっと企画展イヴ・サンローランのついでにやってきたセレブ女子たちが、大きな器に圧倒されてスマホを構えている。
大巻作品を東京で観るなら赤坂で見附けよう。
ハクション大魔王の壺の中には可動式LEDライトが天井と床を行ったり来たり。
壁と床に映し出されるリフレクション。
黒い床の意味するものは「隠し文字」。
98%の観客はこれに気がつかない。
優しい鑑賞者(←おいら)は、スマホのバックライトで隠し文字を照らし、「ここにも作品があるんだよ」とサイレントレクチャー。
何人かの鑑賞客がこれに気がついて、真似をする。
大巻さん、観客のこんなパフォーマンスに、きっと喜んでいるに違いない。
2つ目のインスタレーション『Liminal Air Space-Time』
和題で『真空のゆらぎ』
まるで伊勢神宮内宮の御幌。天照御大神の白い風が吹いているかの如く。
これだけの作品群だというのに、VIPでなくとも無料で鑑賞できる。
文化庁のグッドジョブ
ヒルズのスタバでピスタチオ
初回だったのでノートッピングで味わったけれど、近いうちにチャレンジする2杯目は54円を追加して、エスプレッソショットのトッピング
きっと、これでビターなピスタチオが楽しめる。
南の美術館は天空に聳える53階。
『私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために』(森美術館)
インビテーションチケットでなければ出掛けることはなかったはず。
5段階評価の★3.は、決して合格点の企画ではないけれど「さすがは森美術館」と感じるのはいつものこと。
冒頭から貝殻が敷き詰められたフロアを歩かされ、聴いたこともない作家さんたちの不思議な作品群を眺めていく。
日本人よりも圧倒的に多いインバウンドの人々。
人々というほどに観客が集まっているわけではないけど、それにしても日本人が少なすぎる。ここは外国なのか

(←日本)
戦後の高度成長がもたらした公害病。もろちん、我が街・川崎市の状況もアーカイブされていた。
こんな作品を外国人が興味を持って眺めている。日本人鑑賞客のそれよりも。
そういえば、自分が海外の現代アート美術館に行っているような感覚。
例えば、香港で訪れた《大館当代美術館》がそうだった。
『山口―日本海―二位ノ浜 お好み焼き』(殿敷 侃:1987年)
山口の海岸に流れ着いたゴミを焼却して作った『お好み焼き』。
10分にもわたるビデオを全編鑑賞した。
まるで芸術祭の凝縮版。
森美術館内を徘徊して鑑賞する味気無さは否定しない。
同じ作品が奥能登にあれば、もっと真剣に観ているだろう。
今回のテーマはエコロジーでサスティナブルであるから、館内に設けられた筐体はすべて過去に利用された壁画材の再利用。
そんな環境に良さそうな展覧会。60分
MAM コレクション 017:さわひらき
奥能登で見つけたさわひらきを思い浮かべながら
MAM プロジェクト 031: 地主麻衣子
マイベスト森美。
『海鳥(打ちあげられた)』(アナ・メンディエータ)
すっぽんぽんの30代女子が、波に打たれて4分9秒間悶絶する。
美術館でなければ、猥褻図画なんちゃらの刑法175条。
これだから美術鑑賞はやめられない。(←やめない)
森美を退館して残り時間をピラミデにて。
『Candida Hofer』(KOTARO NUKAGA)
目的の古太郎社長はちょうど打ち合わせ中で、残念ながら会話ができなかったけれど、男性スタッフさんと会話が弾み、なかなかディープな松山智一論を闘わせた。
課せられたミッションは、3月17日までに青森。さて、行くことができるのだろうか


https://www.youtube.com/watch?v=R2pJVi6RnKc
■なんじゃこりゃ!? 光るドローン仏像たちが阿弥陀如来像を囲んで宙を舞う衝撃映像 ド派手な演出に仏師は「せっかくなら華やかに」
(まいどなニュース - 11月30日 07:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7656093
ログインしてコメントを確認・投稿する