休みの日。
忙中閑。せっかく出来たフリータイムに、録画済みの『美の巨人』鑑賞。
題材はカラヴァッジョ

イタリアのサッカー選手である。(←ない)
彼の激情的な39年間の生涯。天才的なアーチストではあるけれど、暴力的で破壊的。
絶対に友だちにはなりたくないタイプ。
番組で勉強した同年代のアーチスト。
カラヴァッジョ 1571-1610
ルーベンス 1577-1640
ベラスケス 1599-1660
レンブラント 1606-1669
今年の目標はこの4人の作品の見分けがつくようになれること。これができない。
相変わらず人手人出のニュースに溢れているGWのニュース。
知恵を出して東急沿線の小さな旅

そんな日はワンデーパスがエコノミー
誰もいない場所へ。
準地元・田園調布からのスタート。
3丁目の豪邸群を眺めながら、民家をそのままギャラリーとした《みぞえ画廊》まで
『みぞえ画廊東京店10周年記念展 名画は永遠に』
3月のアートフェアで「一度、おいでください」の社交辞令を受けて参上。
和風建築の外門から御影石のアプローチを踏みしめながら、玄関へとたどり着く。
少しだけ開けられた玄関は「空気の入れ替え」とマネージャーは話されていたが、その隙間からシャガールが覗いている。先生ならずとも「意図的」なオプションを感じざるを得ない。
『オルフェルス』(シャガール)

「14億円です」
買っておくか。(←買わない)
『ヴァイオリン』(鴨居玲)
上がり框で開いた口がふさがらない。
目の前にシャガール。右を向くと鴨居玲。気がついてはいなかったけど、左には野見山暁治の作品まで、「カモナマイハウス、どうぞご覧あれ」とばかり掛けられている。
文字通りのカモナマイハウス。10年前までは一般の住宅で、画廊オーナーの別宅。
マネージャーから順路をコーチングされて、ギャラリストがアテンドを申し出る。

「ちなみにどんなコレクションを」と問いかけられても、答えられないおいら。持つべきものはコンパニオン

「三岸さん、ありますよ」
真っ赤な花が迎えてくれた
浜田知明はなぜか悲劇的に人間がバラバラだ。
展示室というよりは和室、リビング、洋室と、まるで住宅展示場のモデルハウスに来た気分。ゴールデンウィークの喧騒など一切皆無。静謐なる空間でアートを堪能する。
「額装を観るだけで作者がわかる」牛島憲之、金の香月泰男。裸婦の麻生三郎、そして紫が美しい糸園和三郎。
2つある1つ目の驚きはこれ。
『Untitled』(今井俊満)
先生の指示に従って『勝利』というタイトルをギャラリストが検索すると、

「うわっ、一番トップに出てました」
ほんとうに凄い。
床の間のある4畳半の和室に招かれる。
ギャラリスト一押しの彫刻家・豊福知徳のブロンズが、ここに在る事が唯一とばかりに鎮座する。

「緑青が見えますか。これでこのブロンズはイタリア製であることが分かります」
こんな小さなレクチャーでさえ勉強になる。感謝とありがとう。
そして、床の間に掛け軸の代わりに掛けられた作品に息を呑む。
『厩の母仔馬』(坂本繁二郎)
ただただ正座して、無言の時間。実はスマホを向ける時間すら忘れていた。
プライスは6000万円也。
買っておくか。(←買わない)
そして、ここで2つ目の驚き。
『Untitled』(瑛九)
この作品が瑛九であるものだと、一体、どれほどのアートファンが分かるだろう。
鳥肌が止まらない。ギャラリストすら感激の瞬間だった

「では、最後にメインの洋画の部屋へどうぞ」
猪熊弦一郎。丸亀の美術館の話題でしばらくつなぎ、いよいよ視界に名品の数々が現われる。
マティスでは一番好きな作品、赤い裸婦。

「このマティス2作品はポーラ美術館の企画展に貸し出したことがあります」
なるほど、記憶は確かだった。
ピカソはクリスティーズで入手したばかりの『女の顔』。
7人いた公認彼女の1人、フランソワーズ・ジローの肖像は、シャガール同様14億円。

「日本では初公開ですよ

」
リビングのソファに座り、みぞえ画廊マネジメントの弓手研平氏の最新作をギャラリストのガイドとともに。

「1年がかりの作品です」
迫ってくるような力強いリンゴの木
その制作工程を you tube で拝見した。
今後の日本画界を席巻するであろう彼を注目することにした
いつの日か、弓手画伯との面談が叶うはずだ。
たかがギャラリー。されどギャラリー。
美術館では味わえない心と心のふれあい。
これだから画廊通いはやめられない。(←やめない)
駅前のペリカン珈琲で腹ごしらえ。
いざ、目黒線
(つづく)
■子どもが「鯉のぼりが欲しい…」→完売で、しょうがなく手作り 薬味チューブ代用で「天才的発想!」とSNSで大絶賛
(まいどなニュース - 05月04日 19:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6945547
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